2023.08.14 ECモール
メルカリ6月期は黒字転換、売上と営業利益が過去最高…GMVが1兆円規模に
(株)メルカリがこのほど発表した2023年6月期(22年7月~23年6月)連結決算は、売上高が前期比17.0%増の1720億6400万円、営業利益が170億2300万円(前期は37億1500万円の損失)、純利益は130億7000万円(前期は75億6900万円の損失)となった。

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MarketplaceのGMVが1兆円規模に
過去最高の売上高と営業利益を達成した。主力サービス「メルカリ」が開始10周年を迎えたMarketplaceでは、GMVが1兆円規模に。Fintechでは新サービス(「メルカード」、ビットコイン取引サービス)をローンチするなど、新しい取り組みを開始した1年となった。「CtoCとBtoCの連携強化を通じた出品増」を掲げたMarketplaceは、MAUが2260万人、GMVは前期比10%増の9846億円、調整後営業利益率は44%となった。
プロダクト面では、「メルカリ」アプリ内部システムの刷新を実施。Fintechとの連携によるグループシナジー最大化に向け、ロイヤルティプログラムを開始するなど、来期以降のさらなる成長に向けた施策を推進した。
「グループシナジー強化による循環型金融の促進」を事業方針として取り組んだFintechでは、「メルカード」やビットコイン取引サービスを開始。定額払いを中心としたCreditサービスも好調に伸長したことで収益力が引き続き向上し、調整前営業黒字を計上した。
定額払いの成長が牽引し、債権残高が1178億円まで伸長する中、独自のAI与信を活かした厳格な与信コントロールで債権回収率も98.7%と向上し、健全な成長を実現している。
日本国内の売上高は22.0%増と好調
Marketplace (メルカリJP、ソウゾウ)とFintech(メルペイ、メルコイン)を合わせたJapan Regionの売上高は、前期比22.0%増の1221億9900万円、セグメント利益は同107.3%増の344億6400万円となった。USでは、主に既存ユーザに向けた効率的なマーケティング活動を実施し、小型荷物の配送料金を低減する新プランの導入や一括配送オプションの導入など、購入の促進と購入者負担の軽減に向けた施策を実施。一方で、インフレをはじめとする外部環境の影響によって購入の鈍化傾向が継続したことで、GMV成長率は前期比11%の減少となった。
これにより、「Mercari」のGMVは10億1500万米ドル(1395億円)となり、前期比で1億3000万米ドル減少し、MAUは477万人となった。売上高は同6.8%増の444億4000万円、一方、より筋肉質な経営に向けて費用の見直しを行い、セグメント損失は88億400万円(前年同期は121億3500万円の損失)と大幅に改善した。
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