ニトリ、継続的な大量出稿を展開

　調査は6月1日～30日、全国地上波25局、BS放送6局のテレビCMを対象に、自動認識システムによって取得した放送履歴情報を基に実施した。

　6月度の商品別テレビCM放送回収のトップ3は、1位がニトリの商品CM、2位が三菱自動車工業「デリカミニ」、3位がソフトバンク「Y!mobile」。

　ニトリの商品CMは3カ月連続のトップ、12カ月連続のランクインとなった。12回のうち5回が1位、3回が2位、2回が5位で、継続的に大量出稿している様子がうかがえる。

メルペイ「メルカード」が初のランクイン

　4位にメルペイ「メルカード」、5位に興和「キューピーコーワ コンドロイザーα」、6位にはウーバージャパン「ウーバーイーツ」が入った。また、7位にアマゾンジャパン「Amazonプライム」がランクインするなど、ECや通販系サービスのCMが上位に顔を並べた。

　初登場のメルペイ「メルカード」は、6月中の期間限定で入会キャンペーンを実施し、出稿量を増やして認知向上に努めたと考えられる。

　8位～10位は、キリンビバレッジ「キリン おいしい免疫ケア」、興和「ウナコーワ エース」、ユー・エス・ジェイ「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の順だった。

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