ディスクリプションの生成にも対応

　自動生成機能は、OpenAIが提供する「ChatGPT API」を利用している。「makeshop byGMO」が3月に提供を開始した新管理画面内に実装し、「makeshop byGMO」を利用するEC事業者はだれでも活用できる。
　商品ページ内に表示される商品説明文の生成に加え、ディスクリプション（検索エンジンの検索結果に表示される説明文）の生成にも対応し、クリック率の向上を図るなどSEO対策への効果も期待できる。
　昨今、「ChatGPT」をはじめとした生成AIの注目が高まっている。EC業界からも生成AIの活用が求められており、GMOメイクショップが6月に主催したイベント「makeshop day」でも、「ChatGPT」を活用したECマーケティング戦略に関するセミナーを開催してきた。

3月から提供開始の新管理画面に実装

　また、GMOメイクショップでは、市場環境の変化や多様化する顧客ニーズに柔軟でスピーディーに対応するため、「makeshop byGMO」のシステムをフルリニューアルする『次世代EC開発プロジェクト』を進行しており、その一環として3月にUIをリニューアルした新管理画面の提供を開始した。
　新管理画面の開発を進めていくにあたり、AI技術をとり入れることでEC運営の効率化につながると考え、まずは、売上獲得において重要な要素の1つである商品説明文の生成機能を実装することとした。今回の機能提供を皮切りに、今後もAI技術の活用によるEC事業者の課題解決と、商取引の活性化に取り組んでいきたいとしている。

　■『makeshop byGMO』
　https://www.makeshop.jp/

　▽関連記事
　ChatGPT、マーケ担当の4割以上が「営業企画」「データ分析」に活用
　US版メルカリ、ChatGPT活用の買い物アシスタント「Merchat AI」を開始
　▽関連資料
　【EC革命】EC担当者のためのChat GPT活用ハンドブック