棚搬送ロボット約120台を導入

　新物流拠点では、棚搬送ロボットを約120台導入。生産性を高めた効率的な物流オペレーションで、顧客の調達リードタイムを削減。作業スタッフの移動距離の減少など、オペレーションの自動化・省力化を推進し、従来の約2倍に生産性を高めた効率的な物流運営をめざす。
　今回の物流拠点の新設で、在庫保有能力は最大15万点に拡大(第2期稼働後)。在庫する商品種類の増加に加え出荷能力を増強することで、さらに多くの顧客の短納期需要に応えられるといい、利便性が高まることによる顧客増加と顧客満足度の向上も見据える。

ECサイト「NAVIMRO」で商品500万点を提供

　NAVIMRO Co.,Ltdは、事業者向け間接資材の通信販売会社として、MonotaROが100％出資し、韓国で2013年に創業した。ECサイト「NAVIMRO」では、500万点の商品を取り扱い、7万点の在庫を持ち、製造業を中心に対応している。
　また、近年は購買管理システムを自主開発し、大企業向け購買プラットフォームとして提供。各現場・拠点ごとに注文・受け取りができる体制を変えることなく、それまで分散していた購買履歴データがすべて蓄積・可視化されることで購買管理の一元化が可能となり、顧客の業務効率改善とガバナンス強化に貢献している。
　NAVIMROは、モノタロウが日本で培った間接資材Eコマースのノウハウとともに、韓国のビジネス手法や慣習をとり入れ、顧客ニーズに応える満足度の高いサービスの実現をめざし、産業界の発展に貢献していきたいとしている。

　■『NAVIMRO』
　https://www.navimro.com/

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