ジェスチャーでAlexaを操作も、言葉が話せない人でも利用可能に

　Echo Show 10とEcho Show 8で、ディスプレイ正面のカメラに手のひらを向けて手をかざすだけで、タイマーやアラームを止めることができようになった。この機能で音声で話しかけたり、ディスプレイをタッチしたりすることなく、ジェスチャーでAlexaを操作できるようになった。

　機能を利用するには、Echo Show 10とEcho Show 8のディスプレイから、「設定」＞「デバイスオプション」＞「ジェスチャー」＞「タイマーとアラームを止める」を選択する。またAlexaアプリからも、「その他」＞「設定」＞「デバイスの設定」＞デバイスを選択＞右上の歯車＞「ジェスチャー」＞「タイマーとアラームを止める」を選択して、利用できる。この機能で、言葉が話せない人や身体の不自由な人にも利用してもらえるようになった。

「好みに合わせた聞こえ方の調整」も可能に

　また、Echo Budsで音の聞こえ方を好みに合わせて自動調整し、通話・ビデオ・映画や音楽などをより最適な音で楽しめるようになった。利用するには、Echo Budsをオンラインにした状態で、Alexaアプリ上で「Echo Buds」を選択、「好みに合わせた聞こえ方の調整」をオンに。手順に従ってサンプルオーディオを再生しながら、左右イヤホンの聞こえ方をカスタマイズする。設定後は、さまざまな場面や環境に合わせて、最適なオーディオを楽しめるようになる。

　Alexaは新しい機能が日々追加され、常に進化し賢くなっている。自宅でも外出先でもAlexaに話しかけて、さまざまな便利な機能を利用したり、Alexa対応スマート家電を操作したりすることができる。Amazonは、今後もより多くのユーザーにデバイス&サービスを便利に使ってもらえるよう努めていきたいとしている。

　■『新機能概要』
　https://www.aboutamazon.jp/news/devices/echo-new-alexa-gesture-and-audio-features