成果報酬型の紙媒体広告システム「インターペーパー」を提供する(株)インターカラーがこのほど発表した『通販食品の値上げに関するアンケート』によると、86.5%が値上りを感じていたが、それでも、お中元やお裾分け用などは 値上げがあっても買う傾向がうかがえた。
70代以上はお裾分けやギフト用に通販を利用する傾向に
調査は3月31日~4月3日。新聞や雑誌、フリーペーパーの広告から、通信販売、お取り寄せで「食品」を購入したことがある20代~70代以上の334人に聞いた。
それによると、通販での購入頻度は60代が最も多く年平均5.73回、次いで70代以上の同5.35回。ほかの年代も4.37回~4.83回の範囲内だった。40代は家族のために、70代以上は、お裾分けやギフト用に通販を多く利用している傾向が目立っていた。
全体では「家族で日常的に消費するため」(51.2%)、「自分で消費するため(47,9%)」が多く、通販/お取り寄せで購入している「食品」の値上がりに関しては、「すごく感じる」が41.0%、「少し感じる」が45.5%となり、86.5%が値上がりを感じていた。自由記述では17%台~19%台の値上がり感が平均的だった。
値上げでも「買う」理由は「通信販売お取り寄せ以外では購入できないから」がトップ
通販/お取り寄せで購入している「食品」について、今後値上げがあったらどうする――。お中元やお裾分けなど家族以外への贈り物は、値上げしても「買う」(78.8%)。次いで「近所へのお裾分けや。来客時のお茶請けとして」(75.9%)、「家族で消費するため」(74.3%)に「買う」。少し贅沢と感じる商品よりも、日用品のほうが値上げしても「買う」傾向がみられた。
値上げをしても「買う」理由は「通信販売/お取り寄せ以外では、購入できない商品だから」(61.7%)、「品質(味、鮮度、栄養価、無農薬、無添加など)を信頼しているから」(53.6%)。品質への信頼は、「味」(94.1%)、「鮮度」(61.3%)、「体にいい」(37.8%)。「見た目」(33.6%)などとなっていた。
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