ファッションEC「ZOZOTOWN」を運営する(株)ZOZOは2日、トルコ・シリア地震への災害支援として、2822万3177円の寄付を行ったと発表した。
2月9日~11日の「ZOZOTOWN」購入額1%を寄付
トルコ南部のシリア国境付近での地震の発生は2月6日。ZOZOは、2月9日~11日までにZOZOTOWNでの商品購入額(税抜金額)の1%を寄付に充てた。寄付先は、駐日トルコ共和国大使館をはじめ、特定非営利活動法人国連UNHCR協会、特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパンとした。
死者数はすでに5万人を超えたトルコ・シリア地震。1900年以降、トルコを襲った地震による死者・行方不明者の最多は、1939年にトルコ東部で起きた地震の3万2962人。今回はそれを上回り、最も多くなった。さらに、死者・行方不明者が2万2000人を超えた東日本大震災の発生以降、世界の災害で最も多い死者数となった(内閣府調べ)。
こうした中、ユニセフ=国連児童基金の欧州・中央アジア地域事務所は2月下旬、学校が被災するなどして、トルコ国内で学校に通えなくなった子どもの数は、400万人に上るという見通しを示している。
ウクライナ支援では「チャリティーTシャツ」の売上2億8371万円を寄付
今回、いち早く寄付行動に立ち上がったZOZOは、ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始した直後の22年3月、「ウクライナ人道支援チャリティーTシャツ」の売上金2億8371万5060円の全額を、NPO法人「ADRA Japan」(Yahoo!ネット募金の登録団体)へも寄付している。
ZOZOならではの手法による寄付行為だったが、支援金の用途としては、ウクライナ国内や周辺5か国で避難生活を強いられ、支援を必要としている人々に向け、温かい食事や安心して休める場所、食料や水、おむつなどの衛生用品、医薬品、衣類や寝具、暖房用の燃料、通信手段、移動手段、モバイルバッテリーやSIMカード、心理ケアなど、あらゆる状況に合わせたさまざまな支援に活用されたという。
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