2022.12.21 調査・統計
ネット通販利用者の49.5%が「購入のきっかけはSNS」、全年代でYouTubeが高い傾向に
ECサイト構築/通販システム構築・支援などを手がける(株)エルテックスが20日発表した第20回通信販売調査レポート2022『通信販売に関する消費者調査』のまとめによると、EC・通販で商品購入者の約半数がSNSを購入のきっかけや参考としており、YouTubeのスコアが全年代で高い傾向がみられた。

ECを含む通販で買い物をしたときに、購入のきっかけや参考にしたSNS(複数回答)
ECを含む通販で買い物をしたときに、購入のきっかけや参考にしたSNS(複数回答)
購入に影響したSNSは「YouTube」が1位で27%、「LINE」が2位で16.8%
「通信販売に関する定期調査」は13年から実施。最新版は11月26日~30日、全国20代~60代の600人に聴取。「消費行動や利用動向」「取り巻く環境」などを集計・分析した。
それによると、ECを含む通信販売での商品購入の際に、何らかのSNSを購入のきっかけや参考としたのは49.5%。「YouTube」(27.6%)、「LINE」(16.8%)、「Twitter」(16.2%)がトップ3ボックスとなっていた。(複数回答)
20代ではInstagramが40%、30代ではYouTubeが37.5%と各年代でのトップ。20代では、きっかけや参考にしていないと回答したのは23.3%にとどまり、全般的にEC・通販購入時にSNSとの結びつきが強い傾向が顕著だった。YouTubeは年代が高くなるにつれて減少したが、60代でも21.7%。購入に対する影響力が他のSNSよりあることがうかがえた。
今後使いたい決済方法、アプリ決済が急伸
定点観測の「今後使いたい決済方法」(複数回答)では、21年調査比でクレジット決済(77.3%)が-2.0pt、コンビニエンス決済(20.7%)が-8.6ptスコアを下げていた。一方、アプリ決済(28.5%・アップルペイ、グーグルペイ)が、前年比+22.6ptと急伸した。
「その他決済(29.6%・Amazonペイ、LINEペイ、楽天ペイなど)」は前年比で+1.1ptと微増にとどまったが、内訳をみると、PayPayオンラインは年次増加、その他決済方法の多くは年次減少といった傾向が明らかになった。
通販やECを利用したことがあるユーザーが個人で保有、または家庭内で使うことができる機器(複数回答)は、昨年90.2%だったスマートフォンが91.0%になり、タブレットが同27.7%から29.3%と3割をうかがっている。パソコンは4年連続での減少傾向の69.5%で、7割を割った。
携帯電話(フィーチャーフォン)は昨年9.5%と1割未満となったが、今年は9.3%と下げ止まった模様。AIスピーカーは昨年の7.3%から微増となったが、8.2%の保有率にとどまり、広く普及しているとは言えない状態となっている。
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