宮城球場は「ボールパーク構想」を推進

　14年から保有する宮城球場は、遊園地や宿泊施設などを含めた「ボールパーク構想」を推進しており、スタジアムに集う幅広い年代の人たちが、野球の試合だけでなく、スタジアム内外の施設や催しなどのさまざまなアクティビティを楽しめる場所となっている。

　携帯キャリアサービス「楽天モバイル」の名を冠した愛称へと変更することで、宮城県をはじめ全国に向けて、サービスのさらなる認知向上と拡大を図る。宮城球場ではこれまで、「楽天モバイル 楽天生命パーク宮城店」に来店予約をしたユーザーを対象に、イーグルスタワー内特別席での申し込み相談案内や、来場者全員に「楽天モバイル」オリジナル応援タオルの配布などを行った「Rakuten Mobile Day」を実施してきた。

「楽天モバイル」と「楽天イーグルス」の連携を加速

　また、4Gだけでなく5G（一部の観客席・施設で5G〈Sub6、ミリ波〉が利用可能）の通信環境も整備しており、今後も新しいサービスやユーザー体験の創出をめざしている。さらに、仙台市では、21年11月に「楽天モバイル」のカスタマーサービス業務を提供する楽天モバイルカスタマーサービス（株）を設立するなど、同地域との連携を深めている。今回の愛称変更により、「楽天モバイル」と「楽天イーグルス」とのさらなる連携を加速させていきたい考えだ。

　「楽天モバイルパーク宮城」（略称「楽天モバイルパーク」「楽天モバイル」）の使用期間は、23年1月1日～25年12月31日。スタジアム正面入り口看板、スタジアム芝広告、スタジアムへの誘導サイン（道路標識）などが、主な記載表示場所となる。