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2022.05.07 コラム

LINE広告で活用すべき5つの機能

 近年多くの企業では幅広い層の顧客を獲得するためにLINE広告を利用したマーケティングを行っています。今回はLINE広告の特徴や、配信方法、企業で実践された事例などをご紹介します。効果的なマーケティング手法の一つとしてぜひ参考にしてみてください。

LINE広告とは?

 LINEは日本国内以外にもタイ、インドネシア、台湾などで使われている人気ソーシャルメディアの一つです。そのユーザー数は約9,000万人以上にもなります。LINE上にはさまざまな機能があり、なかでもLINE広告はリーチできるユーザー規模や多様な配信面から、顧客獲得へのマーケティングとして多くの企業が取り入れています。

LINE広告の特徴

 LINE広告の一番の特徴として挙げられるのは新規顧客獲得のために幅広い利用者に接触できるということです。9,000万人以上のユーザーがいるLINE上では、他のSNS媒体でアプローチできない顧客層までリーチできるのが最大の魅力です。

メリットは?

 他の媒体にないLINE広告のメリットを大きく3つに分けてご紹介します。

①少額の予算から配信できる

 LINE広告は一般的なウェブ広告やチラシ広告などと違い少額から始められるので、とくに広告配信を初めて試みる方は大きな心配や不安なく取り組めるのがメリットの一つです。

 広告を配信する企業や個事業主自身が自由に金額設定できるので、投資できる資金を計画的に考えながら広告を配信できます。LINE広告を利用する際はクリック課金、インプレッション課金の2種類がありこれも利用者側が設定できます。"

②リーチできる対象が豊富

 LINE上に登録されたユーザーからリーチしたいターゲットを指定して配信することができるのが2つ目のメリットです。

 20代向けなのか40代向けなのか、男性なのか女性なのか、関東なのか関西なのかなど、絞り込みができる項目も豊富なので、広告の目的に合わせて配信でき費用対効果も高いといわれています。

③公式アカウントの友だちを増やせる

 LINE公式アカウントの友だちを増やせるのもメリットです。

 企業や個人事業主が所有する公式アカウントを利用する際に、友だち数が増えないと困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 LINE広告にはアプリ内で友達を増やすためにアプローチする広告配信として「友だち追加広告」というものがあります。広告のバナーも管理画面から簡単に作ることができ、広告費用も設定したなかから掲載できます。

13種類の豊富な出稿スタイル

 公式サイト「LINE for Business」で紹介されている13種類の広告出稿スタイルのなかから、5つをピックアップしてご紹介します。

①LINE NEWS

 月間利用者数が6,800万人以上とされるLINE NEWSはその数がもっとも多く、LINE内のニュースページから流入する記事一覧ページに加え、メディアの記事一覧ページに広告配信できます。

②LINE VOOM

 LINE VOOMもまた月間利用者数が6,800万人以上で、LINE VOOMユーザー以外に外部送客、アプリダウンロード促進の用途で広告を掲載できます。

③LINE広告ネットワーク

 LINE広告ネットワークは幅広いユーザーへと広告配信できるのが一番の特徴です。月間利用者数5,400万人以上で、LINEやLINE関連サービスを対象とした広告配信を行えます。

④ウォレット

 LINEのお財布タブ「ウォレット」に広告を掲載するスタイルです。月間利用者数は5,400万人以上でLINE内でのお金のやりとりを管理し、キャッシュレス化が進む現代に合ったモバイル送金やLINE Payを中心に、多様な金融サービスのゲートウェイとしての役割を果たしています。

⑤LINEクーポン

 LINEクーポンは、飲食店、コンビニ、スーパーなど全国約50,000店舗で使えるクーポンサービスです。月間利用者数は5,200万人以上でその割合は女性が7割。年齢層は40代から50代が6割を占め比較的幅広いユーザーに利用されているので、その層に合った広告を配信したい場合はとても効果的です。

広告のコスト

 メリットの一つとして少額から始められることを挙げましたが、初期費用および最低出稿金額なしで1日1,000円から広告配信することができます。

 申請も簡単で配信面も豊富なので、ご自身に合ったスタイルで広告を使ったマーケティングを行うことができます。

 一点注意していただきたいのは、広告を配信するからにはそれに見合った成果が出なければ意味がありません。少額で始めることはできますが、どの配信スタイルがより効果的なのかいくつか試してみる必要があります。その分広告費も必要だということを念頭において、最低約30万円以上を予算として見積もりすることをおすすめします。

広告アカウントの開設と流れ

 まず開設から配信までの流れを説明すると、広告アカウントの開設→配信設定→審査→配信開始まで大きく4つの工程があります。

①広告アカウントの開設

 広告アカウントを作るにはLINEビジネスIDが必須です。LINEビジネスIDとはLINEが提供する共通認証システムで、LINEアカウントでのログインやメールアドレスのみで利用できるビジネスアカウントです。LINEビジネスIDを作成した後にLINE広告アカウントを開設します。

②配信設定

 アカウントを開設できたら次に配信したいメディアやクリエイティブ、ランディングページを登録します。作成したメディアを入稿し広告効果測定のためのタグ「LINE Tag」をランディングページに設置し、目的をキャンペーンで指定した後に配信先や単価設定を行います。

③審査


 LINE本社の規定に沿って審査が行われます。業種や商材によっては広告配信できないものもあるので注意しましょう。また、約10営業日ほど審査時間が必要とされているので、広告配信日などが決まっている場合は早めに申し込むことをおすすめします。

④配信開始

 審査が完了し管理画面上に「利用可能」と表示されれば登録された配信日時より広告配信が開始されます。

LINE広告の活用事例

 LINE広告を活用し著しい成果が生まれた企業が数多くあります。そのなかでも今回は2つの活用事例をご紹介します。

▽カゴメ株式会社

 大手食品メーカーカゴメでは、LINE広告を導入し新規顧客獲得へのマーケテイング戦略を打ち出しました。

 通販限定商品を売ることでの顧客獲得を目的としたカゴメは、SNSを利用していないシニア層にアプローチできる一番の方法はLINEだということに着目しLINE広告の運用を始めました。

 目を引く広告バナーや定期的なメッセージ配信を行った結果、幅広い層にリーチすることができ多くの新規顧客獲得に成功しました。

▽株式会社IDEA

 株式会社IDEAではニキビ治療専門皮膚科のユーザー数や予約数増加のため、LINE広告のなかでも友だち追加広告とステップ配信を併用し広告配信を開始しました。

 その結果、LINE公式アカウント経由で24時間受付が可能になり予約数は増加。友だち追加広告を活用することで以前よりも約350%友だち数が増加し、併用して行ったステップ配信によって予約数も約120%まで増加しました。

 同社のLINE広告へのアプローチについては下記のLINE for BUSINESSの公式サイト内ページにて紹介されています。


【まとめ】

 今回はLINE広告の特徴、メリット、配信スタイルや活用事例などをご紹介しました。

 企業や個人事業主のなかで広告宣伝費をはじめ、どのように商品やサービスを広めていくか方法やコストで悩む方が多くいらっしゃると思います。公式アカウントを作りLINE広告を運用することで、低コストかつ幅広い層での顧客獲得を実現できます。

 マーケティング戦略の一手として参考にして取り入れてみてください。

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