2022.05.10 通販支援
センコー、「物流バス」予約システムを提供開始…省人化時間を可視化も
流通ロジスティクスなどを手がけるセンコー(株)は9日、CO2排出削減量・省人化時間を可視化した『物流バス予約システム 九州⇒関東便』のサービス提供を開始した。いままでにない輸送手段と選択肢に新たな要素が加わった。

2024年問題で地方と都市を結ぶ長距離幹線は継続維持が困難に
「物流バス」は、路線バスのように誰でも気軽に利用できる社会的物流インフラとしての使命を果たすとともに、顧客のニーズに合わせた輸送インフラを提案。陸・海・鉄道を複合した多彩な輸送チャネルで全国をつなぎ、物流課題を解決する輸送ネットワークだ。
センコーによると、主な物流課題は「コンプライアンス順守」や「CO2排出量削減」「人手・車両不足」「輸送コスト削減」「BCP対応」など。これらの課題を解決しない限り、地方と都市を結ぶ長距離幹線は維持継続ができなくなるという。
センコーは2021年4月から、新たな長距離輸送サービス「物流バス」を運行しているが、今回、川崎近海汽船(株)の大分~清水航路を利用した「10トン陸送車代行輸送」を新たなメニューに加えた。
九州~関東間の片道陸送と海上輸送で61%のCO2削減に
「10トン陸送車代行輸送」は、九州から関東方面へのトラック輸送で主力の10トン車の代行輸送手段として、大分港から清水港間で20トンシャーシに貨物を積み替えて海上輸送するものだ。トラックの長距離走行の削減策として2024年問題への対応を行い、物流業界全体の脱炭素化、省人化の実現をめざしたいとしている。
WEBで簡単に予約できるシステムを導入するとともに、物流バスのメニュー「20トントレーラ貸し切り」「積み合わせスペース販売」と、新サービス「10トン陸送車代行輸送」の利用によるCO2削減量と省人化時間を予約画面で確認できるようにした。例えば、九州~関東間の片道陸送と海上輸送では61%のCO2削減(大分港~清水港間相当距離の陸送比)と20時間の省人化効果が見込めるという。
今後は、九州⇒関西、関東・関西⇒九州、関東⇔関西間などで予約システムのサービスメニューを拡大させ、輸送エリアの拡大とシステムの普及を通じ、次世代の長距離幹線輸送の構築と浸透を進めていく考えでいる。
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