2022.01.28 調査・統計
EC構築パッケージ「ecbeing」、20年流通総額が6000億円突破…ZOZOTOWNを上回る
Webサイト構築などのECビジネスに関する総合的なサービスを提供している(株)ecbeing(イーシービーイング)は27日、 自社のECサイト構築パッケージ「ecbeing」の2019年から20年までの各年流通総額を初公開した。20年の流通総額は6392億円だった。

「ecbeing」がEC構築プラットフォームの国内流通総額でトップに
同社によると、これにより国内で稼働するASP、クラウド、パッケージなどを含む全EC構築プラットフォームで国内流通総額No.1のECプラットフォームとなった。また、国内14の主力モール・カートサービス、パッケージ、フリマアプリなどの20年の流通総額を含めると、4兆円を超えるAmazonをはじめ、楽天市場やメルカリなどに次いで、6位に位置するという。
19年の流通総額は4742億円で、20年は134%の成長率。21年は、1月~9月の流通総額の累計が5800億円となっており、推定予測値として8000億円程度になる見込みを示している。19年から21年の流通総額の比較では168%程度の成長が見込まれており、日本国内のECサイトの利用がこの2年間で著しく拡大した根拠になるとしている。
サービスの併用活用で売上増
コロナ禍でEC需要が高まったアパレル・化粧品・食品業界を中心に、シチズン時計やコーセー、ダイドードリンコなどのEC構築支援を手掛け、各社のEC事業をサポートし、業績を伸ばしている。売上を上げるためのさまざまな機能やマーケティングサービスなどをワンストップで提供している特徴から、そうしたサービスの併用活用により各ECサイトの売り上げ増が見られ、その結果、トータルの流通総額の大幅な増加につながったとしている。
同社は併せて、年間総受注件数・平均単価も公開した。19年は4537万件、20年は6233万件となり、流通総額と比例して増加している。集計期間中の全注文平均単価は約1万340円という結果となった。
流通総額を始めて公開した理由について同社は、加速するDX化の潮流でECサイトの利用も増加しており、22年以降も継続していくと考えられる。そうした中、流通総額は国内ECの成長を図る重要な指標と考え、過去の流通総額を含めて公開に至ったとしている。
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