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通販通信ECMOニュース・記事コラムアクセス解析ツールとは?目的別おすすめ比較5選2021【無料あり】

2021.07.07 コラム

アクセス解析ツールとは?目的別おすすめ比較5選2021【無料あり】

 DX時代にサイトの分析は欠かせず、アクセス解析ツールは重要な存在です。アクセス解析ツールとは何か、どんな種類があるか、Googleアナリティクスではどんなことができるか、有料・無料のものなど比較情報をお届けします。




ツール選びに失敗しないポイント/注意点

Q1.アクセス解析ツールは何ができる?

 アクセス解析ツールとは、その名の通りホームページを訪問したユーザー数やユーザー属性、サイト内での行動などを解析できるツールです。どのようなターゲットがサイトを多く訪問しているか、どのページが良く見られているか、どのページでユーザーが離脱しやすいのかなどの情報を得ることができます。

Q2.アクセス解析ツールのメリットは?

 ツールを利用している企業の多くは、現状のサイトの課題や改善点の抽出、今後のマーケティングの方針や施策立案などに役立てています。サイトからの集客を行っている企業であれば、ぜひ活用すべきです。

Q3.アクセス解析ツールのデメリットは?

 デメリットはリスクはないと思いますが、強いて言うならばツールを扱うに際して人的リソースを割く必要があること、有料のツールであればコストがかかることでしょうか。あとは、オーバースペックだったり目的が整理できていなかったりすると、リソースやコストを割いたのに思うようにツールを使いこなせなかったということも起こりえます。

Q4.導入したがうまくいかなかった

 アクセス解析ツールを導入していても、ツールの機能や利点を上手く活用できていない企業も少なくありません。その原因の多くが「導入時点でサイトのKPIや課題を明確にできていない」「競合他社の真似をしてサイトを作っただけ」「コンサルに勧められてとりあえず導入している」などの、明確な目的が定まっていないといった内容があげられます。

 サイト改善のPDCAを効率よく回していくためには必須のツールです。導入前であれば、自社はどんな目的でアクセス解析を行うか、どんな機能が必要かを整理したうえでツール選定しましょう。すでに自社で導入しているツールがある場合は、どのような機能を持っているか、またその機能をどのように活用していくかを確認しできる範囲内でやる、またはツールの切り替えを検討しましょう。

 まだツールを導入できていないという企業であれば、実際にどのようなツールの種類があるのかを調査する必要があります。有料ツールだけでなく、無料ですぐに利用できるものもありますので、まずはどのようなツールが活用されているのかを把握しておきましょう。

Googleでできる!?無料アクセス解析2選


 代表的なアクセス解析ツールといえば、「Googleアナリティクス」「Googleサーチコンソール」があげられます。どちらもGoogleのサービスで、無料で導入することができ、サイトにタグを埋め込むだけで計測を開始することができます。

 特にこの2つのツールは、サイト作成の時点で導入しておくことをおすすめします。どちらもサイト訪問ユーザーの属性や行動を解析するツールとなりますので、できるだけ多くの情報を収集する必要があるためです。まずは2つのツールについて理解しておきましょう。

◇Googleアナリティクス


 Googleアナリティクスはアクセス解析ツールの中でも最も有名なツールです。主にサイトを訪問しているユーザーの属性や行動の可視化、問合せなどのコンバージョンポイントにどのような経路を通ってたどり着いているかなどのデータを解析できます。

 ユーザーのサイト内での行動に関してはかなり細かくデータを収集することができ、ページ毎の滞在時間やページ遷移、クリック解析やスクロール解析などのサイト改善に必要な情報を把握することが可能です。コンバージョン測定に関しては、サンクスページやボタンクリックを「サイトの目標」として設定することで、複数のポイントで管理することができます。

 Googleアナリティクスは解析タグをサイトに埋め込むだけで計測ができるため、サイト完成の時点で導入している場合がほとんどです。もし自社サイトに設置されていない場合は、できるだけ早めに設置するようにしましょう。

◇Googleサーチコンソール


 Googleサーチコンソールも無料で利用できるアクセス解析ツールです。サイト訪問後の解析ができるGoogleアナリティクスとは違い、サーチコンソールではサイト品質やGoogle検索での表示状況など、サイト訪問以前のデータを把握することが可能です。

 サーチコンソールで解析できる主な項目は「サマリー(概要)」「検索パフォーマンス」「URL検査」「サイトインデックス」「拡張」などです。特に「検索パフォーマンス」では、検索クエリやランディングページ別の流入状況などのデータを確認できるため、SEO対策などに活用することができます。

 Googleサーチコンソールの導入については、サーバーへのHTMLファイルのアップロードなどの方法で、サイトの所有権を確認することでツールが使用可能となります。

目的別でみるアクセス解析ツール3選


 Googleアナリティクスやサーチコンソール以外にも、独自データソースを使用したものも多数存在します。また、無料で使えるツールも多く、どのツールが自社に合っているかを各社比較することが可能です。

【競合分析も】Similar Web


 競合分析に強い「Similar Web」は、元々イスラエルの企業が開発しており、世界規模でのマーケティング解析が可能なツールです。

 無料版の提供もありますが、利用可能な機能が大きく制限されており、本格的な解析を行うためには有償版の利用をおすすめします。(費用が応相談となっていますが、かなり高額であるため個人での利用の場合は無料版で試してみるとよいです。)

 「Similar Web」の強みは、競合他社のサイト状況が分かるということです。独自クローラーで取得しているデータなど複数のデータソースを使用しており、他社ツールでは解析できない情報を収集することができます。

【マルチデバイス分析】UserLocal


 「UserLocal」はスマートフォンやタブレット端末からのアクセスの分析に優れた無料ツールです。

 サイト解析に必要なPV数やユーザー数などをリアルタイムでデータ収集し、アクセスがあった際に、どのブラウザから訪問してどのページを見ているかを計測します。

 特徴としては、該当する訪問者の企業や施設の名称を地図上に表示することができ、サイト訪問ユーザーの業種やエリア、年齢などのでもグラフィックデータを推測する「ユーザー属性解析」が可能な点です。

 無料で利用できますが、Googleアナリティクスを導入していれば、これらのデータ解析をある程度行えることを考えると、まずはGoogleアナリティクスを最大限活用するのもよいでしょう。

【GPS情報も分析】アクセス解析研究所


 「アクセス解析研究所」では、アクセス解析ツールとしての基本的な機能のほか、GPS座標解析を活用してユーザーの位置を把握することができます。サイトを訪れているユーザーがどこからアクセスしていているかの解析に役立ちます。

 解析結果が常にリアルタイムで更新されていくため、サイトの現状を今すぐ知りたいという方のニーズにも対応しています。

 こちらのツールもGoogleアナリティクスの基本的な機能にGPS解析が追加されているイメージですので、通常のアクセス解析を行うのであれば、Googleアナリティクスの活用で十分であると言えます。

アクセス解析ツールまとめ


 アクセス解析ツールには、Googleアナリティクスをはじめとした、さまざまな機能を搭載したツールがあります。そのツールを使うか迷っているという方は、まずはGoogleアナリティクスを活用してみることをおすすめします。それだけGoogleアナリティクスで解析できるデータは多く、Googleアナリティクスが活用できなければ他のツールもうまく使えない可能性があるためです。

 とはいえ無料のアクセス解析ツールもありますので、テスト的に導入してみて、自社サイト改善やマーケティングに活用できるかどうか判断してみるのもよいでしょう。

 まずはアクセス解析ツールを導入する目的や現状の課題を明確にし、それに見合ったツールを選択できるよう事前に準備をしてくことが重要です。ぜひサイト改善などに向けて、上手にご活用ください。

アクセス解析のお役立ち資料


 アクセス解析に関するお役立ち資料を以下のURLからダウンロードできます。ツール検討や情報収集にご活用ください。


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