2021.05.14 通販会社
オイシックス・ラ・大地、通期1000億円の売上を達成…純利益は6.3倍
オイシックス・ラ・大地(株)が13日発表した2021年3月期(20年4月~21年3月)連結決算は、売上高が前期比40.9%増の1000億6100万円、営業利益が同202.6%増の74億6500万円、純利益は同536.7%増の50億3100万円となった。

会員数は年間8万人増加
新型コロナウイルスの感染状況の悪化が続く中、宅配事業の「Oisix」「大地を守る会」「らでぃっしゅぼーや」の主要3ブランドを中心とした売上高は大幅に増加。計画を前倒しして「通期1000億円」を達成した。コロナ禍によるキャパシティ逼迫で、第1四半期は新規獲得停止の事態となったが、以降は順調に推移。会員数は3ブランドで年間8万人の純増となり、約41万7000人に達した。
ARPUも第1四半期をピークに段階的に落ち着きつつあるが、巣ごもり需要の増加やニーズに沿ったサービス提案で、通期平均の前年比で約15%増加した。
「Oisix」は売上39%増・利益87%増、「大地を守る会」は売上32%増・利益56%増
「Oisix」の売上高は498億6300万円(前期比39.2%増)、セグメント利益は89億8400万円(同87.1%増)となった。テレビCMをはじめとした大規模な新規会員獲得のプロモーション施策を行った結果、会員数は、前期末の23万9837人から、今期末には30万8889人に。家庭での食事頻度の増加や、巣ごもりニーズを捉えた商品・サービス開発の加速で、購買頻度・単価ともに前期を上回って推移し、売上・セグメント利益ともに大きく増加した。「大地を守る会」は、売上高が139億7800万円(前期比 32.6%増)、セグメント利益が24億100万円(同56.0%増)。引き続き、新規会員は純増を継続。会員数は前期末の3万7127人から、今期末には4万5307人へと増加。また、シニア層の健康・免疫意識の高まりに対し、手軽に野菜を摂取できるサービスや発酵 関連の商品を積極的に展開したことなどで、購買頻度・単価ともに前期を上回って推移。売上・セグメント利益ともに大きく増加した。
「らでぃっしゅぼーや」は売上18%増・利益13%増
「らでぃっしゅぼーや」の売上高は177億400万円(前期比18.2%増)、セグメント利益は30億2300万円(同13.4%増)となった。会員数は前期末の5万6935人から、今期末には6万2751人へと増加。メイン商材である季節の野菜の詰め合わせボックス「ぱれっと」の商品設計の改善などを行った結果、購買頻度・単価ともに前期を上回って推移しており、売上・セグメント利益ともに大きく増加した。これらを受け、22年3月期の通期業績予想については、売上高が前期比4.9%増の1050億円、営業利益が同33.0%減の50億円、純利益は同40.4%減の30億円を見込んだ。同社でしか出会うことのできない商品とサービスの開発に努め、さらなる価値提案を強化。収益力の強化についても、10月を予定しているOisixNew海老名ステーション稼働による物流工程の業務効率化などの取組みを行っていくとした。
さらに、フードテックの活用などを含めた持続可能な食の未来の実現に向けた動きを加速させ、高付加価値食品市場や、ECを活用した食品宅配市場のトップ・ブランドとしての地位確立・高い成長をめざす。
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