2021.05.11 調査・統計
「おとりよせネット」の年間利用者数が2.45倍に…コロナ禍でニーズ拡大
アイランド(株)は10日、運営するお取り寄せの情報サイト「おとりよせネット」が調査したユーザー動向データの結果をまとめ、発表した。昨年4月から1年間の利用者数は前年同期比で2.45倍。男性や若年層のニーズが拡大し、「訳あり」「ラーメン」が伸長した上位カテゴリに挙げられた。いずれも、コロナ禍におけるお取り寄せ市場の変容が垣間見える。

コロナ禍の外出自粛でイベント中止、「訳あり」商品が人気に
調査は、Googleが提供するWebページのアクセス解析サービス「GoogleAnalytics」やサイト数値をベースに、2019年4月~20年3月と、20年4月~21年3月の前年同期比較。それによると、おとりよせネットの年間の利用者数は2.45倍、リピート利用者数も2.68倍と、食品通販市場の盛り上がりが見えた。中でも、コロナ禍の外出自粛で、物産展やイベントなどの中止、卸売縮小などでオンライン上での「訳あり」商品の販売があったり、これまで通販を行ってこなかったラーメンや餃子などの外食店舗がオンライン販売を始めたことなどから、「訳あり・お試しセット」「ラーメン」が、スマホサイトへのアクセス数で伸長した1位と2位になった。3位は「肉・ハム・ソーセージ」、4位は「魚介類・シーフード」、5位には唯一地域ジャンルでランクインした「北海道」だった。
男性ユーザーが3.14倍に
また、男性ユーザーの利用者が3.14倍、18~24歳の若年層の利用も3.92倍になったのも特徴的だ。メインユーザーは30~40代の女性だが、この1年はどの年齢層も2倍以上となっており、数は多くないが、若年層とともに65歳以上も3.40倍と伸びていた。そのため、おとりよせネットでは「新しい層」への働きかけとして、公式インスタグラムとYouTubeチャンネルを開設。SNSを強化し、アンバサダー企画や動画での商品紹介など、お取り寄せの情報を身近に感じてもらえるように情報発信を続けている。
飲食店やメーカーなどが食品ECサイトを立ち上げ
コロナ禍では、売上に深刻な影響が出た飲食店やメーカーなどが食品ECサイトを立ち上げた。おとりよせネットでも、集客や売上の役に立ちたいと食品通販事業者向けの支援企画を実施し、多くの店舗が登録。その結果、前年同期比で3.31倍まで伸長した。伊藤梢・編集長は総括で、おとりよせネットは全国の食品通販事業者とユーザーとをつなぐ架け橋となることをめざしている。コロナ禍でお取り寄せは新たな層へ広がり、用途やニーズも変化している。ユーザーには在宅時間の充実や楽しみを、食品通販事業者には集客・売上の役に立つよう、引き続きさまざまな取り組みを実施していきたいとしている。
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