(株)ファーマフーズはこのほど、自社でEC・通販を手がける医薬部外品『ニューモ育毛剤』が、2020年のヘアケア市場で売上金額No.1となったと明らかにした。TPCマーケティングリサーチ(株)の調べによる、昨年1年間の国内商品別売上金額によるランキングだ。
タマゴ由来の育毛剤「HGP」配合、女性ユーザーの比率が4割に
調査は、髪や頭皮のケアを主目的とした「化粧品(シャンプーなどを含む)」「医薬部外品」と、薬局・薬店・ドラッグストアなどで処方箋なしで購入可能な医薬品の「OTC医薬品(発毛剤)」のヘアケア製品全般を対象にしたメーカー出荷ベースの結果だという。
ファーマフーズによると、『ニューモ育毛剤』は、発毛促進などにに効果がある3つの有効成分(センブリエキス・グリチルリチン酸ジカリウム・D-パントテニルアルコール)に加え、同社が開発したタマゴ由来の育毛成分「HGP」(日米特許取得済み)が配合された製品だ。特に、女性ユーザーの比率が約4割に達するなど、年齢や性別を問わず使用できることも販売拡大につながっており、累計出荷数は300万本を超えた。
20年の売上は115億円、ヘアケア市場でNo1に
この結果、20年の売上高は115億8000万円に達し、ヘアケア市場においてNo.1の製品となった。19年の売上は4億円で、20年に大きく飛躍した形だ。同社の井上泰範・常務取締役通販事業部担当兼フューチャーラボ代表取締役は、「店頭で目にする有名ナショナルブランドの医薬品発毛剤やヘアケアシャンプーよりも多く売れたことは、『ニューモ』がブランドとして認知されたことの証明」とコメントしている。
同社は今後、育毛剤だけではなく、機能性シャンプーなどの発売や海外販売により、育毛市場全般を開拓し、各分野でもトップシェアをめざすとしている。『ニューモ育毛剤』は1本75ml入りで、通常価格は税込5500円。
この続きは、通販通信ECMO会員の方のみお読みいただけます。(登録無料)
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。