(株)submeeはこのほど、人気ブランドが数多く出店する日本初のライフスタイル・サブスクモール「submee(サブミー)」をオープンした。メンズ&レディース「URBAN RESEARCH」、レディース「ROPÉ PICNIC」、キッズ「petit main」、ペットグッズ「THREE ARROWS」が出店。今後はコスメ、スポーツ、インテリアなどのライフスタイルブランドも参加予定だ。
モールでサブスクを買い回り
サブスクの常識を変えるモール型のサービスは、大型ショッピングセンターで買い物するように、メニューを楽しく選べる。submeeに行けば、さまざまな商品を一気に見て回れる。気になるブランドがあったら新作が定期的に届き、しかも月額料金だから一度の支出を抑えられる。知らなかったブランドも気軽に試せるという利点も。
サブスクの形態は生活シーンに合わせて用意している。「定期購入型」は商品が定期的に届き、返却は不要。「定期利用型」は商品を定期で利用でき、利用期間終了時にあらかじめ定めた残価で買い取りもできる。そんなメニューの一例を紹介――。
petit mainやCOLEMANをサブスク
・『GIRLS デイリーセット』 月額3630円(税込)~「petit main」のかわいい新作デイリーキッズウェア。トップス+ボトムス各1点のコーディネートが毎月届く。(サイズは80〜130cm、10cm刻みで選択)。ほかでは見かけないやわらかいニュアンスカラーでさり気なくオシャレに。定期購入型で、商品の返却は不要。
・『COLEMAN コンプリート・セット』 月額8000円(税込)~上級キャンパー垂涎の「Coleman ×URBAN RESEARCH」セット。セット内容はヒーリングチェア、クイックアップIGシェード、コンパクトフォールディングチェア、エクスカーションクーラーの4点。2021年2月ごろの発送予定。定期利用型で最低利用期間は3か月。期間満了時に返却か買取りを選べる。
出店に初期費用と固定費はなし
同社は「submee」に出店するブランドのメリットとして4点を挙げている。(1)初期費用無料、月額固定費無料。販売金額に応じた手数料だけの従量制課金制度(2)ブランドの特徴をきちんと打ち出せる。同社がメニュー開発のアドバイスもする(3)実店舗とECに続く3本目の新しい販売チャネルを確立でき、オムニチャネルを強化できる(4)submeeのユーザーが増えれば事前に需要が読めるようになり、計画生産により在庫圧縮につながる――。
同社によると、submeeは便利なサービスであるだけではなく、持続可能な社会づくりにも貢献できるサービスだ。不要になった商品は無料で回収し、再利用または寄贈する。将来的には、submee のユーザーが増えるにつれて各ブランドは計画生産が可能に。そうなれば生産や物流の無駄がなくなるので、過剰生産が抑制されて廃棄物の発生も削減される。
さらに各ブランドのコストも削減されるので、その分、より面白い製品やサービスが登場する可能性が高まる。「環境のために我慢する」のではなく、「生活を楽しみながら持続可能社会を実現する」。これができるところにサブスクの意義があるとしている。
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