2020.12.07 通販会社
ファーマフーズ1Q、積極投資で売上2.7倍に…通販事業が好調
(株)ファーマフーズがこのほど発表した2021年7月期第1四半期(20年8~10月)連結決算は、売上高が前年同期比171.4%増の83億8700万円、営業損失が14億2800万円(前年同期は7億8400万円の営業損失)、純損失が14億2700万円(前年同期は7億8200万円の純損失)となった。
14億の純損失も通期は黒字化へ
同社グループは「医薬」と「食」の融合「ファーマフーズ」を実現するため、「通信販売」「バイオメディカル」「機能性素材」の3事業を主要事業としている。今期は、広告宣伝費に66億1800万円(前年同期比188.2%増)、研究開発費に9700万円(同26.5%増)と各事業への積極投資を継続した。特に通信販売事業は、当初の想定を大きく上回る投資効率で新規顧客獲得が進んだことを受け、前倒しでの積極投資を実行した。
コロナ禍による生活様式の急激な変化と高齢化社会の進展による人口構造の変化、販売チャネルの多様化などを見据え、積極的な前倒し投資で過去最高の滑り出しとなった。この積極投資は、「通期黒字化モデル」により下半期に利益を回収し、黒字転換する計画という。
通販事業の売上は3.1倍の79億円
主要事業の中でも、通信販売事業は大幅増収となり、売上高は79億2200万円(前年同期比218.4%増)を計上。顧客獲得の機会を捉えて広告宣伝投資を前倒しで実行した結果、セグメン ト損失は13億3900万円(前年同期は8億7100百万円の純損失)となった。過去最大規模の広告宣伝を実行したが、顧客獲得の効率も過去最高の水準となり、10月末時点で、定期顧客件数は57万6941件を突破。うち、「ニューモ育毛剤」が39万7193人となった。
同事業は、独自の機能性素材を配合したサプリメントおよび医薬部外品(「タマゴ基地」ブランド)、化粧品(「SOGNANDO(ソニャンド)」ブランドなど)の商品を、通販で直販またはショッピング専門チャンネルへの卸売販売を行っている。
売上高79億2200万円の内訳は、ネットをはじめとする全媒体でCPOの改善傾向を維持している「ニューモ育毛剤」が56%を占めた。売上高は19年11月~20年10月で75億円。今期だけで前期1年間を上回り、国内の育毛剤関連市場No.1となった。
化粧品は白髪染め商品に注力、定期顧客が約3倍に拡大
化粧品の販売では、白髪染め「ヘアボーテ エクラ ボタニカルエアカラーフォーム」の新規顧客獲得に注力し、10月末時点の定期顧客件数は7万3517件(7月末時点では2万6326件)となった。50歳代女性を中心に支持されている。
独自のニワトリ由来抗体作製技術「アラジンテクノロジー」および卵黄由来の生理活性ペプチド開発技術を用いた創薬事業を行っているバイオメディカル事業は、売上高が400万円(前年同期比96.0%減)、セグメント損失は4400万円(前年同期は6600万円のセグメント利益)となった。
独自の機能性食品素材を研究、開発し、食品メーカーなどに販売している機能性素材事業は、売上高が4億6000万円(前年同期比7.2%減)、セグメント利益は1億600万円(同29.0%減)となった。
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