2026.08.05 ECモール
メルカリ6月期、売上収益が過去最高に 越境取引が急成長
メルカリは8月5日、2026年6月期連結決算が大幅な増収増益となり、過去最高の売上収益を記録したと発表した。売上収益は前期比19.0%増の約2292億円、営業利益は同57.7%増の約439億円、当期利益は同35.6%増の約354億円を計上した。
決算概要を説明する山田進太郎社長(8月5日)
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越境取引の流通取引総額が全体の9%占める
「メルカリ」などのマーケットプレイス事業は、CtoC取引が安定した成長を続けたことに加えて、越境取引とBtoC取引が著しく伸び、過去最高益を更新した。
「全額補償サポートプログラム」や「匿名返品サービス」の提供開始、「メルカリ鑑定センター」の設立などによる安心・安全な取引環境を整備するとともに、「超メルカリ市」といった大型イベントによって流通取引総額が拡大した。
越境取引については、エンタメ・ホビー分野の需要を捉え、流通取引総額が全体の9%に当たる1122億円に成長。今後は国・地域を拡大させるほか、駿河屋をはじめとしたBtoC企業との連携強化を通じて在庫拡大を進める方針としている。
AI活用を重要課題に位置づけ
また、2026年6月期にはAIの取り組みを本格化させた。その成果について山田進太郎社長は、「AIネイティブ基盤を構築できたと考えている。全従業員のAIツール利用率が早々に100%に到達し、全員が日常的にAIと協働する姿が当たり前となった」と振り返った。100万時間相当の効率化余地を特定し、そのうち49.5万時間分の生産性を向上させたと説明した。
次の段階として、「全従業員が自身の業務課題の解決に向けたAIエージェントを自ら構築することが重要」と述べた。
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