2020.11.25 通販会社
ベルーナ、アパレル通販・マキシムの株式取得を中止
アパレル通販を展開する(株)マキシムの全株式を取得し、完全子会社化するための株式譲渡契約の締結を開示していた(株)ベルーナは24日、親会社のC Channel(株)との株式譲渡契約が解除され、株式譲渡は中止となったと明らかにした。譲受に向けて準備を進めてきたが、クロージング条件が整わなかったとしている。
自社のネット販売強化の計画も
総合通販事業を展開するベルーナは、自社ブランド「KOBE LETTUCE(神戸レタス)」を中心に複数ブランドを運営するアパレルEC企業のマキシムを、11月24日を株式譲渡実行日として買収の予定だった。C Channelからの全発行済株式を16億5000万円で譲り受けることで調整を重ねてきた。
ベルーナはここ数年、専門領域のEC・通販を強化するため、特定ジャンルに特化したEC企業などの買収を進めている。SNSやインフルエンサーマーケティングの活用、若年層市場への取り組みを強めており、マキシムを迎え入れることで、商品開発やマーケティングのノハウ共有、顧客基盤の相互活用など通じて自社ネット販売の強化を図る考えを示していた。
今期の業績に与える影響は軽微
マキシムは現在、元LINE社長の森川亮氏が代表を務める動画マーケティングやインフルエンサーマーケティングを手掛けるC Channel(株)の子会社として、自社サイトと楽天市場やauPAYモールなど各種ECモールで一般消費者向けに通信販売を展開。ベルーナによるECファッションモール「RyuRyu mall」にも出店し、取引関係があった。
主要ECモールでの多数の受賞歴を持ち、口コミでも高評価を獲得するなど、若年女性向けに高い認知度を誇る。また、近年ではインフルエンサー戦略を主軸とした自社サイトへの集客にも注力しており、EC 市場での存在感を高めている。
ベルーナによると、株式取得の中止による今期の連結業績に与える影響は軽微としている。
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