MMD研究所がこのほど実施した「2020年11月通信サービスの利用動向調査」によると、大手4キャリアの総合満足度1位は、「楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)」だった。利用する際の最重視点は「月額料金の安さ」「データ通信の繋がりやすさ」「データ通信速度」――。
楽モバは料金部門と総合でトップ
調査は10月16~18日。「docomo」「au」「SoftBank」「楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)」の大手キャリアを利用している15~69歳の男女各300人・計1200人に聞いた。
利用しているサービスの満足度を「料金部門」「サービス部門」「通信品質部門」「顧客サポート部門」の4部門でそれぞれ質問。料金部門は「楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)」、サービス部門は「au」、通信品質部門、顧客サポート部門は「docomo」が、それぞれ部門トップ。総合満足度は「楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)」がトップとなった。
各部門で聞いた項目は…「料金部門」が月額料金の安さ、料金プランの分かりやすさ、オプションプランのお得さ/「サービス部門」が提供端末の豊富さ、料金プランの豊富さ、オプションプランの豊富さ/「通信品質部門」がデータ通信速度、データ通信の繋がりやすさ、通信時のセキュリティの信頼性/「顧客サポート部門」がサービスに関する情報の豊富さ、契約・解約の手続きのしやすさ、カスタマーサポート対応の良さ。
NPSも楽天モバイルがトップ
大手4キャリアを利用しているそれぞれに、家族や友人にすすめたいかどうかを10点満点の点数をつけてもらい、NPS(ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度)を出したところ、9~10点をつけた推奨者が12.4%、7~8点をつけた中立者は35.2%、0~6点をつけた批判者は52.4%となり、推奨者から批判者を引いたNPSは-40.0となった。サービス別のNPSは、「楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)」が-24.0で最も高い結果となった。
回答者の最重視点は「月額料金の安さ」
それぞれに、利用している通信サービスの最も重視している点を聞いたところ、「月額料金の安さ」が37.9%で最も多く、次いで「データ通信の繋がりやすさ」が14.0%、「データ通信速度」が9.5%となった。
サービス別では、docomoは「データ通信の繋がりやすさ」、auとSoftBank、楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)は「月額料金の安さ」が1位となった。
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