夢みつけ隊(株)がこのほど発表した2021年3月期第1四半期(20年4~6月)連結決算は、売上高が前年同期比43.3%増の1億7600万円、営業利益は1000万円(前年同期は500万円の営業損失)、純利益は1800万円(前年同期は1億2600万円の純損失)となった。
経費削減し財務体質強化、増収増益に
同社は、レギュラーDMや総合カタログの発行とともに、自社サイトによる通信小売事業と、会員組織を持つ企業やTV・ラジオ媒体などを所有する企業の通信販売部門と提携し、同社の「付加価値訴求型通販」を提供する企業支援型の通販ビジネスを展開。併せて、不動産事業と会議施設の運営も手掛けている。
新型コロナウイルス感染症の蔓延で不安定な経済状況が続く中、今期も財務体質の強化に注力した。主力の通販小売事業でカタログの種類を絞った上でコンスタントに発行し、経費削減につなげたことなどが増収増益につながり、全体の業績を牽引した。なお、通期見通しは引き続き未定としている。
通販のセグメント利益は410%増に
通販小売事業の売上高は1億4400万円(前年同四半期比69.6%増)となり、セグメント利益は2500百万円(同410.6%増)となった。主力セグメントとして経費の削減を引き続き行い、安定して利益を確保できる事業をめざしている。
不動産事業は、販売用不動産の売却とともに、所有する不動産の賃貸を行っている。売上高は1700万円(前年同四半期比16.8%減)となり、セグメント利益は300万円(同54.1%減)となった。
介護事業の売上高は1300万円(前年同四半期比16.3%減)となり、セグメント損失は100
万円(前年同期は100万円のセグメント利益)だった。ライフステージ(株)が介護施設を運営し、デイサービスを行っている。引き続き、売上高の増加をめざし、利用者数増加のための営業活動の活性化、利用者へのサービス向上の取り組みを進める。
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