2020.07.09 調査・統計
アジア7カ国、新型コロナで「越境EC利用」が拡大
日本好きコミュニティサイト「FUN! JAPAN」を運営する(株)Fun Japan Communicationsは8日、台湾・香港・タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム・インドのアジア7か国・地域に対して実施した『新型コロナウイルスによる訪日旅行への影響について調査』の結果を発表した。ECの利用状況が増加傾向にあり、生活様式や価値観の変化が垣間見える。
2回目となる調査では、初回も行った訪日旅行の希望時期や求めている情報に加え、EC(越境EC含む)の利用状況やお財布事情などについても調べた。時期は5月28日~6月30日、7か国・地域の10~60代の日本好きの男女1258人に聞いた。
コロナ禍でEC利用者拡大、生活様式に変化も
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、収入への影響を聞いたところ、すべての調査対象国で40%の回答者から、収入が「減った」、もしくは「少し減った」との回答を得た。特に、インドネシアでは70%以上の回答者が「減った」、もしくは「少し減った」と答えており、暮らしに及ぼす影響がいかに大きいかを物語っている。

コロナ禍によるECサイト・越境ECサイトの利用頻度の変化では、インドを除く全ての調査対象国で、感染拡大後「2週間に1回以上」ECを利用する人が増加していた。一方で「ほとんど利用しない」「1か月に1回」といった割合は減少している。この結果から、少しずつではあるが、ECサイトの利用は増加傾向にあり、新型コロナウイルスが生活様式を変化させていることがうかがえるという。
50%以上の人が「越境ECサイトの利用が増えた」と回答
回答者の約40%が収入への悪影響があると回答したにもかかわらず、台湾や香港、タイ、マレーシアでは、約50%以上の人がコロナ禍以降、越境ECサイトの利用が「増えた」または、「普段と変わらない」と回答。特に、ベトナムでは約50%の回答者が利用頻度は「増えた」としており、国内でのECの利用だけでなく、越境ECも日常になりつつあるといえる。
訪日旅行を考える際には、自国の政府よりも日本政府の発信をもとに「新型コロナウイルスの影響がなくなった」と判断することも分かった。この調査結果から、日本政府から情報配信すること、発表情報をもとに情報配信を適当なメディアで実施すること、また日本への旅行が安全と判断され次第、訪日プロモーションを再開することが重要と考えられるとしている。
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