(株)くふうカンパニーグループで、国内最大級のオンライン家計簿サービス「Zaim」を運営する(株)Zaimはこのほど、利用者が毎月定額で支払っているサブスクリプションの契約課金情報を、家計簿から自動で一覧化する『Zaim 定額サービスチェッカー』を初公開した。すべての利用者が無料で利用できる。
動画系中心にサブスク利用額は2.4倍
新型コロナウイルスの感染防止で自宅で過ごす時間が増えたことを背景に、Amazon プライムやNetflixなどが盛り上がりを見せていることから、同社は「Zaim」の購買データを分析した。その結果、5月のサブスク契約利用者数は19年6月比で264%増に、総利用金額も 2.4 倍に拡大していることが分かった。
カーシェア・ファッション系35%減
世帯あたりの平均支出額は月額1116円で、年間支出額は1万3392円。外出自粛の影響もあって動画視聴・教育系サービスは 1月から6月の伸び率は1.45倍。一方、カーシェア・ファッションサービスは同35%減と、契約の見直しも進んでいるという。
Zaimで定額サービス支出を一覧化
こうした動きを見る中で、今後ますます家計簿へのインパクトも大きくなるとして、「Zaim」 は サブスクサービスの一括把握を家計簿データから自動取得できる新機能を公開した。クレジットカードの決済や銀行引き落としが主となる定期購買を一括管理する。
『Zaim 定額サービスチェッカー』は、動画視聴サービスなど定期購入しているサブスクサービスを家計簿の記録から自動抽出する。利用者が記録した過去の家計簿から、各サービスごとに支払金額や期日、契約プランを予測し、月々のトータル金額を可視化。サービス利用漏れや契約更新のタイミングを把握でき、効率がいい家計の見直しにも一役買うという。
オンライン家計簿サービス「Zaim」は、ダウンロード数850万。レシート撮影や銀行・カードと連携し自動的に入力できる家計の管理機能のほか、Pay系のキャンペーンを集めた「オトクカレンダー」など、個人のお金にまつわるサービスを幅広く展開している。
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