倉庫のシェアリングサービス「souco」を運営する物流ベンチャーの(株)soucoは17日、『物流スタートアップカオスマップ2020(世界版)』を公開した。スタートアップ企業とのイノベーションを検討する企業に活用してもらい、物流業界のさらなる発展に寄与したいとしている。
15年以降設立の32社を追加
『カオスマップ』は19年9月に提供を開始した「物流スタートアップカオスマップ2019」の最新版となる。掲載企業は設立時期が00年以降の企業で、20年5月現在ウェブサイトなどで事業の存続確認がとれる企業に絞り、同時に一部のカテゴリーを統廃合。また、15年以降に設立されたスタートアップ企業32社を新たに追加した。
23カテゴリー298社掲載
掲載したカテゴリ別企業数は、23カテゴリーの498社。「ラストワンマイル」の91社をはじめ、「トラック輸送」が79社、「プロセス管理」「デジタルフォワーダー」が各41社、「無人搬送ソリューション」が29社、「フルフィルメント」が27社――などだ。『物流スタートアップカオスマップ2020』は、メールアドレスなど簡単な登録で誰でもダウンロードできる。
soucoは倉庫空きスペースのマッチング提供
soucoは、物流施設・倉庫の空きスペースを抱える企業と、スペースを必要とする企業の情報を集約したマッチングプラットフォームをサービス展開するスタートアップ企業だ。物流施設の空きスペースの情報を登録・検索することができ、1000坪以下の小ロットで、かつ1か月といった短期での利用機会も創出。短期間での賃貸借契約によるスペース利用と、寄託契約による荷役作業込みの利用に対応している。
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