クレジットカードの総合情報サイト「CREVIEW(クレビュー)」を運営するキュービックは12日、『国内キャッシュレス決済サービスカオスマップ』を作成し、CREVIEW上で公開を始めた。「選ぶ」「決める」「使う」。ユーザーの目線に沿った道しるべになっているという。

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「前払」「後払」「即時」で整理
「自分にあったキャッシュレス決済が分からない」「決済手段を持っているが使いこなせていない」。そんな悩みを持つ人は少なくない。『カオスマップ』は、ユーザーがサービスの全体像を捉えられるように構図を工夫した。横軸を「カード決済」「スマホ決済」に分け、縦軸で「前払い(プリペイド)」「後払い(ポストペイ)」「即時決済」の3つの方式に分類した。
最大の特徴は「消費者目線」
従来のキャッシュレス決済サービスカオスマップは、「クレジットカード」「電子マネー」「コード決済」など、ジャンル別の区切りが中心の「事業者目線」だったが、キュービックの「労作」は、
ユーザー自身が最適な決済手段を選べるよう、「消費者目線」を重視したのが特徴だ。
もう一つの特徴は網羅性の高さ。通常のキャッシュレス決済サービスのカオスマップは40~50社ほどが多いというが、80を超えるサービスや事業者が掲載されている。
「キャッシュレス・ポイント還元事業」のスタートで、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済に代表されるキャッシュレス決済への注目が高まり、各ジャンルに多くのサービスが乱立している。特にQRコード決済の複雑化は顕著で、群雄割拠の様相を呈している。サービスの種類の多さだけでなく、プリペイド、ポストペイ、即時決済などの決済方法の違いも相まって、さらに複雑さに拍車がかかっている実情だ。
キュービックによると、消費者はサービスの受け手でありながら、決して受け身ではなく、自身にとって最適な決済方法を自ら選択しにいくことが求められている。ユーザーが迷いやすい今だからこそ、道標となる『国内キャッシュレス決済サービスカオスマップ』を提供する意味があると強調している。
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