2019.12.09 通販会社
イオンが「ループ」に参画、再利用可能なリユース容器を導入へ
イオン(株)はこのほど、持続可能な社会の実現に向けての取り組みの一環として、日本の小売業として初めて、繰り返し使えるリユース容器を利用した商品のショッピングプラットフォーム「Loop(ループ)」に参画することを明らかにした。「使い捨て容器は不要」――。未来の消費の形を模索する取り組みといえそうだ。
環境保全活動の一環でLoop参画
2020年秋から、東京都の「イオン」「イオンスタイル」で、プロジェクトに参画するメーカー各社の日用消耗品や食品など、リユース容器を利用した商品の先行販売と使用後の容器回収を開始し、21年から順次、本州・四国の約400店舗への拡大をめざす。
イオンは1991年から「買物袋持参運動」や食品トレーやペットボトルなどの資源回収の実施など、積極的に環境保全活動に取り組んでいる。近年は、プラスチックの「使い捨て」習慣を見直す機運が高まっており、ごみを減量する「リデュース」や、繰り返し使う「リユース」へのシトが世界的に広がりつつある中、イオンは、「使い捨てから繰り返し使うライフスタイル」への関心が高まるきっかけとなることを願い、「ループ」の取り組みに参画する。
経済循環「サーキュラーエコノミー」を推進
イオンによると、「ループ」は、国際的なリサイクル企業であるテラサイクルが開発し、従来、使い捨てされていた洗剤やシャンプーなどの日用消耗品や食品などの容器や商品パッケージを、ステンレスやガラスなど耐久性の高いものに変え、繰り返し 利用を可能にする新たな商品提供システムだ。
言い換えると、「資源を使い捨てにせず、何度でも使い続けるという仕組みの経済」ともいえ、世界中で問題になっている「使い捨て依存」から脱却し、環境への負荷を減らしながら、廃棄物を出さない経済循環(サーキュラーエコノミー)の実現を推進する挑戦でもある。大量生産・大量消費にとって代わる経済の仕組みの1つ、ともいえそうだ。
20年に東洋でもループプログラム開始へ
ループの特徴は、使い捨てにされていた消費財や容器を繰り返して使える耐久性の高い素材に変え、使用後は消費者の自宅から回収し、洗浄し、補充した上でリユースするという新しいショッピングシステムを生み出している点にある。19年から世界の主要都市でパイロットプログラムを始動させており、20年には東京でのアプローチも始まる。
ループの取り組みは、イオンの先端事例をはじめとして、日本でも廃棄物を出さない前提での製品開発や、そもそも廃棄物が出ない新サービスの開発など、潜在的なビジネスチャンスが多く含まれているといえそうだ。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【楽天市場】RPP広告チェックリスト2025
-
2
【無料公開】食品EC「カオスマップ」2025 – 食品EC業界の最新動向
-
3
Amazon:販売数アップのためのSEOキーワード・販売戦略
-
4
機能性表示食品の体験談で注意すべきポイント ーひざ関節商材の事例で考えるー
-
5
あらためて整理!二重価格のルール 景表法の視点で読み解く正しい価格表示のポイント
ニュースランキング
-
1
2025年度に景表法の行政処分21件・指導388件…課徴金は総額3億3940万円
-
2
アマゾン、新幹線の業務用スペースを活用した商品輸送に取り組む
-
3
メルカリ、大規模イベント「超メルカリ市」を開催
-
4
【5月30日9時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
5
JADMA、悪質広告を指南する広告代理店・コンサルタントを問題視…消費者委員会がヒアリング
