マーケティングの国際カンファレンスを企画運営するコムエクスポジアム・ジャパン(株)は27、28日、アジア最大級のマーケティング国際カンファレンス『ad:tech tokyo(アドテック東京)2019』」を、東京国際フォーラムで開催する。両日で1万5000人の来場を予定している。
キーノートにアディダス、ヤフー登壇
今年の『アドテック東京』は、世界中から注目を集めるキーパーソンたちが登壇。さまざまなフィールドに立つトップマーケターたちが、グローバルマーケットで勝ち抜くための戦略や、変化の激しいデジタルマーケティングの現在とこれからについて語る。
キーノートは次の通り。
【27日】
・「The Power of Sport: Rugby World Cup 2019 - アディダスがラグビーでユニークな存在感を最大限に高めて観客を征服した方法」~セリーヌ デルジェネス氏(adidas AG)
・スマホネイティブ世代の生態とは? 1800万人市場の欲求スイッチは体験と本質。 〜鈴木 瑛氏(TikTok Ads Japan Head of X Design Center)ほか
・アーティストと広告の幸福な関係 〜真鍋 大度氏(Rhizomatiks Research ライゾマティクス ディレクター )
【28日】
・Influencing Culture: The Participation Playbook 〜ペドロ・ ポルト氏(Twitter Next, Latin America and APAC ディレクター)ほか
・デジタルトランスフォーメーション~計画的な“破壊”をいかに引き起こすか? 〜ジェン ウィリー氏(Wet Cement 創業者&CEO)/山崎 徳之氏(ZETA株式会社 代表取締役社長),
・「我々は明日から何をすべきか?」~デニス バッカイム氏(IAB Tech Lab)/井上大輔(ヤフー)氏
「スペシャルアナウンスメント」としては、JAA(公益社団法人日本アドバタイザーズ協会)による特別セッション「デジタル広告の課題に対するアドバタイザー宣言 ~知っておくべき『健全な業界発展に向けた8大原則』〜」を27日に実施する。資生堂、パナソニック、ヤフー、博報堂DYメディアパートナーズがデジタル広告の課題について議論を交わす。キーノートとスペシャルアナウンスメントの聴講は事前申込制のビジターパスで可能。26日までの事前申込で聴講は無料。
そのほか注目の有料セミナーは次の通り。
・「いま求められている顧客体験の神髄とは」~井上大輔氏(ヤフー)ほか。/有料セミナー
・「PRとコミュニケーションの本質」~杉浦健太氏(NewsTV)ほか。/有料セミナー
・「経営者視点で考えるブランディングと利益の関係」~久志尚太郎氏(NEW STANDARD)ほか。/有料セミナー
プログラムは、両日とも9:00スタート。各社のブースが並ぶ展示会場には「プレゼンテーションステージ」も設けられている。一度に多くの人とつながるために有効な場で、出展者同士の交流も。競合リサーチや課題共有の場としても効果的だ。
「プレゼンテーションステージ」 /出展会場の特設会場で開催されるプレゼンテーションステージでは、自社のサービスや商品に関するプレゼンテーションが行われ、展示会来場者は誰でも聴講できる。実践的なテーマに焦点を当てつつ、最先端のマーケティングテクノロジーを紹介する。インフルエンサーマーケティング、データ活用、 AI、EC、PRについてまで盛りだくさん。
クリテオ・ヤプリなど70社のブースも
「出展会場」/70社以上の企業が出展。課題解決に役立つソリューションから最新サービスが一堂に。今年は、豪華景品が当たるスタンプラリーも実施する。
参加には、入場パスが必要で、ビジター、フルカンファレンス、ワンデー(27日、28日)の4種類。事前のオンライン登録(アドテック東京のサイトから)が必要で、事前登録がない場合、入場前に会場受付で登録作業を行う必要がある。
ビジターパスは26日までの事前申し込みで無料。キーノートと出展会場への入場が可能。
11回目の今回は来場見込1.5万人
「アドテック」は世界の主要都市(ロンドン、上海、ニューデリー、シドニーなど)で開催される国際マーケティングカンファレンス。広告主、エージェンシー、ソリューションプロバイダー、メディアなど、各ジャンルのマーケターが集まる。日本では2009年に初開催。アドテクノロジーにとどまらず、あらゆるテクノロジーが企業のマーケティングマネジメントにかかわるようになる中で、常に最先端の情報を届けている。
10回目となった昨年も2日間の日程で開かれ、総来場者数は1万4160人7(一昨年は1万4095人)。業種別参加比率は広告主:27.9%、広告会社:43.2%、オンラインパブリッシャー/メディア:14.4%、ソリューションプロバイダー:10.7%、投資家:0.5%、 その他:3.8%だった。
『アドテック東京2019』は、「展示会」「カンファレンス」「ネットワーキング」の3要素から構成される。キーノート、および約60のカンファレンスセッションを予定し、登壇者は約250人。アドテクノロジーにとどまらず、関連するマーケティングマネジメントも包括し、あらゆる分野の最新情報を集約する。出展は70社以上、協賛は40社以上となる。
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