2019.09.14 ECモール
「イエナカ」のハロウィン用品は4年で売上4倍!楽天トレンド調査
楽天(株)は12日、インターネット・ショッピングモール「楽天市場」内に特設ぺージ「楽天ハロウィントレンド2019」を開設するとともに、ページづくりの参考にと実施した楽しみ方や過ごし方についての意識調査結果を公表した。結果は「イエナカ」が7割近く。意外な数字ではなく、実は近年の傾向でもあるという。ハロウィンの日は10月31日。
今年は7割がお家やレンタルスペースをデコってハロウィン
日本でも年々盛り上がりを見せ、メジャーなイベントになってきたハロウィン。楽天によると、楽しみ方は仮装やコスプレだけではなく、最近は家の中をデコレーションしたり、ハロウィンカラーの花を飾ったりと、多様化の兆しを見せている。
特設ページの特徴は、自宅や友人宅、レンタルスペースなどの室内(イエナカ)で楽しむ商品のピックアップだ。カップケーキやウオールステッカーといった「イエナカ商品」の売上は、2014~18年の4年間で4倍に成長しているという。
特設ページの製作前に試みた意識調査は、イベントに参加予定の男女600人を対象にした。内訳は18~23歳の「大学生」、30~40代の「ママ」、同年代の独身男女の「オトナ」の各200人。その結果、過ごすのは約7割が「イエナカ」。ここ数年の予算は約4割が「増えた」と回答した。「イエナカ」でハロウィンの日を過ごす傾向が一層鮮明になった形だ。
「イエナカ」で過ごす理由は、ママとオトナは「自分の好きなようにハロウィンを楽しめる」で、ともに1位で半数近く。こんなポジティブな意見の反面、大学生の1位は「外でのハロウィンのイメージが良くないから」が4割弱いた。
ハロウィン予算は6844円!5割が”映え”を意識
今年のハロウィン全体にかける平均予算は6844円。大学生とママは5000円~6000円台で、オトナはちょっぴり多く8000円台後半だった。ホームパーティーの予定は6割近くが「ある」と回答。「子どもと一緒に楽しめる」(73.8%)がママの1位、大学生とオトナの1位は「友人と一緒に楽しめる」(大学生45.2%、オトナ58.3%)という結果。ママにとってはハロウィンは子どもや家族のためのイベント、大学生と大人にとっては友人と親交を深めるためのイベントと言えそうだ。
ハロウィンイベントでの「SNS映え」への意識は、大学生の6割以上(計62.0%)、ママは3割(31.0%)、オトナは4割以上(45.0%)が「意識する」。投稿内容の1位は「自宅、友人宅のオシャレなハロウィン装飾」(35.5%)、2位は「ハロウィン限定のスイーツ、料理」(30.5%)。「自分の仮装姿」(23.5%)や「友人の仮装姿」(23.0%)よりも高い数字となっていた。