2018.11.20 通販会社
電話対応を無人・自動で実現…ディノス、AIベンチャーと共同開発
(株)ディノス・セシールは20日、AIによってコールセンター対応を無人・自動で実現するシステムの開発をスタートすると発表した。AI開発ベンチャーのHmcomm(株)と共同で開発を進める。
テレビ通販放送時のコールセンターパンク状態を解消へ
今回の共同開発では、HmcommのAI音声認識技術を活用し、通販コールセンター向けの自動応答受注システムの実現を目指す。「通販コールセンター向け特化で、AIとの自然会話により電話受注を受付・完了するシステムの開発は、日本初の取り組み」(ディノス・セシール広報)としている。
ディノス・セシールが展開するテレビ通販事業では、番組放送中に顧客からコールセンターに商品注文の入電が集中する。コミュニケーターのキャパシティーを超える入電により、電話が繋がりにくくなるケースもある。今回の「無人・自動」によるコールセンター対応システムは、こうした事態の緩和を目的として着手する。
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