2018.05.21 ECモール
ヤフーがパスワード無効化機能、リスト型攻撃の不正アクセス防止へ
ヤフー(株)は18日、「Yahoo! JAPAN ID」に設定したパスワードを無効にすることで「リスト型攻撃」による不正アクセスを防止する機能の提供を開始した。
同機能は、「リスト型攻撃」を防ぐセキュリティ向上の取り組みの一環として導入したもの。パスワードの無効後は、「Yahoo! JAPAN ID」に登録しているSMSやメールに送信される確認コードの入力でログインを行う。まずは、スマートログインを設定しているユーザーから提供を開始し、段階的に対象範囲を広げていく。
Yahoo! JAPANでは、悪意のある第三者が不正アクセスを試みる代表的な手法「リスト型攻撃」のリスクを解消するために、17年4月から「Yahoo! JAPAN ID」新規ユーザーに対し、パスワードを設定しない登録方法を提供。この方法で「Yahoo! JAPAN ID」を登録したユーザーは、携帯電話番号とその都度SMSやメールに送信される確認コードを入力する方法でログインしている。パスワードを設定していないため、攻撃者が他のサイトなどから不正に入手したIDとパスワードを用いてアクセスされるリスクがなくなる。
なお、同社では18年4月現在、パスワードを設定せずにログインしているアクティブユーザーID数は、約200万IDあると公表している。
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