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2016.03.30 コラム

生鮮食品通販『Amazon Fresh』体験レポ…NY通信(10)

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生鮮食品を買うなら『Amazon Fresh』

図18

 

  最後は、あまり使っていませんが、生鮮食品を買いたい時の「Amazon Fresh」。うちはアパートのすぐ下がスーパーなので、「Amazon Fresh」の利用頻度は低いですが、どうしても自宅から出たくない時や、体調が悪くて買い物に行けないような時には、この手の生鮮食品配送サービスが重宝します。 それでは体験レポートです。

 

 昨年2月13日、エリア対象になったというメールがAmazonから届き、ついに! 私が住んでいるエリア(マンハッタン イーストビレッジ近辺)でもAmazonの生鮮宅配サービス「Amazon Fresh」が使えるようになりました。 ニューヨークでの生鮮宅配サービスは、Fresh Directという先行するサービスがあり、とてもポピュラーなので、こちらとどう差別化を図っていくのか興味深いところです。(Fresh Directの体験レポートについては、また後日) 「Amazon Fresh」を使うと、生鮮食品からAmazon.comで販売している書籍、エレクトロニクス、さらには地元のショップで扱っている食料品まで、実に50万点以上の日用品の中から商品を選ぶことが可能! そして、それらを希望時間帯に配送してくれる便利すぎるサービスです! 心待ちにしていたので、使えるようになって嬉しい限り♪

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 もともとこのサービスは、Amazon本社があるシアトルから始まり、サンフランシスコ、ロサンゼルスと米国西海岸の限られた都市で展開してきましたが、2014年末についにニューヨークのブルックリンでサービスを開始。 そして15年に入り、めでたくマンハッタンも対象エリアの仲間入りを果たしました♪ (ただし利用にはいろいろと条件があるので、その辺りは順次説明していきます) まずは、「Amazon Fresh」の特徴をまとめておきます(下)。

 

■Prime Fresh会員(年会費299ドル)への加入が必要

■50ドル以上の注文で配送手数料が無料。午前10時までに注文すれば当日の夕食までに、午後10時までに注文すれば翌日の朝食に間に合うよう配達。

■牛乳からエレクトロニクスまで膨大な数の日用品の中から(好きな)商品を希望時間帯に配達。

■地元のお店やレストランで扱っている食料品も配送可能。

■ウェブサイト、モバイルアプリを使い、いつでもどこでも注文可能。

■Prime会員の全ての利得(サービス)が受けられる。

 

 これはなんて便利なサービス! 今すぐに使いたい! と興奮冷めやらないのですが、実は利用するには色々な問題をクリアしなくてはいけません。 まず、「Amazon Fresh」を利用するには、Prime Fresh会員(年会費299ドル)に加入しなければなりません。これはPrime会員よりも上の会員で、Prime Fresh会員になれば、自動的にPrime会員のすべてのサービスが利用できます。 すでにPrime会員の人が、新たにPrime Freshにアップグレードした場合は、支払い済みのPrime会員の年会費が返金されるようです(対象金額を計算し、その分だけ返金措置になるものと思われます)。 私が住んでいるエリアでは、Prime会員の無料利用期間があり、私はすでに夫がPrime会員なので、すんなりと(いや、実際にはここからまた色々問題があるのだけど…)買い物をすることができました。

旬の野菜は「Best in season」で

 「Amazon Fresh」はPCからでも、スマホアプリからでも使えます。まずはPCサイトから見ていきましょう! こちらがPCサイトのトップページ(下)。

図17

 

 

 一番左上の「SHOP」と書かれたプルダウンメニューをマウスオーバーすると、ずらりと「Amazon Fresh」で取り扱っているカテゴリが出てきます。いろいろ横断的に商品を見たい時は、ここから選ぶのが良さそうです。 もし近所の飲食店で扱っている商品の中から決め打ちで取り寄せたいものがあれば、「NEIGHBORHOOD SHOPS&RESTAURANTS/Local Shops&Restaurant」をクリックすると◎(トップページ右上のバナー)。私のアパート近くのワインショップも「Amazon Fresh」に対応しているので、先日ワインを買いに行ったら、店頭に「Amazon Fresh」の袋が3つほど並んでいました。

 

 

図16

 今晩は何にしようかな…とレシピを参考にして夕食を作りたければ、「Shop RECIPES」が良さそう(上左)。気になる料理があれば写真をクリックすると、レシピを学べるだけでなく、必要な材料を「Amazon Fresh」で購入することができます(上右)。

 

 

図15

 

 

 個人的に面白いと思ったのが、「Best in season」というページ。野菜ごとに、ベストシーズンがまとめられています(上)。今の時期だと、ニンジンとか玉ねぎとか。表の中にある野菜の絵をクリックすると、関連商品が出てきます(下)。

 

 

図19

 

 

 今はビニール栽培などで、時期を問わず野菜を食べられるようになりましたが、本来野菜には食べ頃があるもの。日本では旬の野菜を食べると、体にも良いしお手頃価格で手に入るし♪ という考え方が浸透していますが、アメリカでも同じようです!

 

 

スマホアプリは検索機能が難点

 さて、いよいよ買い物となりますが…私たちはスマホアプリから購入してみたので、そちらのレビューを。スマホアプリは、正直結構使いにくいです。 まずこちらがトップ画面(下左)。初めに配達時間を決めるか、買い物後に指定するかどちらかを選びます。次の画面は、先に配達時間を決めたバージョンです(下右)。

図6

 

 

 

 商品によっては、配達希望時間に届けられないものもあります。そういう商品を選んだ時にはエラーが出ます。ちなみに配達希望時間外の商品は、予め表示されているので、選ぶ際の決め手にもできそうです!

 

 買い物の後に時間帯を指定した場合も同様に、配達できない商品がある場合には、エラーが出ます。 ちょうど3/6の夕方5時以降が、全部黄緑の三角マークになっていますが、こちらは「本来配達できる時間帯なんだけど、お客さまが選んだ商品を含むとお届けすることができません」ということのよう。緑の四角(OPEN)から希望時間帯を選び直す必要があります(下)。

 

 

 

図7

 

 

 

 配達時間が決まったら楽しいお買い物♪ ですが、早速ここでこのアプリの弱点にぶち当たります。それは、検索に弱いところです。50万点以上もある商品の中から、目当てのものを探すのは至難の業。検索のしやすさは、重要なポイントだと思います。 ところが、このアプリの検索精度は…。 たとえば、「tomato」を探そうと思った時。Amazon Prime Nowのアプリでは、「tom」まで入れた時点で「tomato」やその他の「tom」で始まる商品を予測して提案してくれます(※Prime Nowは生鮮食品の扱いはないので、一番上の「tomatoes」は、トマト缶などの加工食品になります)。 一方、Amazon Freshのアプリは、「tom」では予測機能が働かないどころか、「Tom’s〜」という歯磨き粉などのブランドばかりを提案してきます。(生鮮食品を売りにしたサービスやないんか〜い!と突っ込みたくなるのは、私だけではないはず…!)(下左)

 

 

 

図8

 

 

 

 もちろん、「tomato」までしっかり入れれば、トマト缶まで含めた商品が出てきますが(上右)、これを無限に繰り返すのかと思うと、かなりぐったりしますよね。 生鮮食品じゃないもの、たとえば水など、商品にバーコードが付いているものは、バーコードスキャンで読み取ることもできます。日本のAmazonアプリでも使えたと思うので、実際に試した方はお分かりだと思いますが、この精度は良いですよね!

 

 取り扱いがあれば、すぐに該当商品が表示されます。 「BRAND」を押せば、アルファベット順に並んだブランド名から探す事も。(下左)。 「Show Only」を選べば、「Organic」「Gluten-Free」「Vegan」など、キーワードで絞ることも可能(下右)。ちなみにここに挙げた3つは、健康志向の人が多いニューヨークでは、とてもよく耳にするワードです。

 

 

 

図9

 

 

 そろそろチェックアウトしようかなと思い…チェックアウトボタンを押すと、なんとこんな警告が…!(下左)

図10

 

 

 50ドル以上で配送料無料かとおもいきや、配達そのものをしてくれないんですね…仕方がないので、警告に従い再び買い物へ。なんとか50ドルをギリギリ上回るところまでいきました(右上)(笑)

神対応?で商品到着

 はい、これで無事注文完了!…と思いきや、実は注文が完了していませんでした(涙)。なぜか「Amazon Fresh」では、私たちがAmazonで買い物するときに使っていないカードが選択されていたようで決済が通らなかったみたいです。それに気づいたのは、配達時間の直前。 クレジットカードを変更して決済しようとしても、すでに配達時間ギリギリだったためか、変更が受け付けられないというエラー画面が出てしまい先に進みません。配達をキャンセルすることもできず、再注文もできなくなってしまいました。 いろいろと試してみましたが、アプリ内でも、ウェブでも変更ができず、最終的にカスタマーサポートに連絡して、注文全体をキャンセルしてもらいました。 カスタマーサポートからは「キャンセルした全商品を一括でカートに入れられるリンクを送るから使ってね」と言われ、その指示通りに再注文をし、無事買い物を終えることができました。 ナイス神対応!!! いろいろな道を経てようやく荷物が到着。専用の袋に入ってやってきます(下)。

 

 

 

図11

 「次回来たときに袋を回収するから、持ってていいよ!」と配達のお兄さんに言ってもらえたので、そうすることに。 開けてみてびっくり! こんな大きな袋にたった一個(笑)。

 

 

図12

 

 

 でも他の袋には、たくさん入っていました(笑)。

図13

 

 

 最後に、このサービスに☆をつけると…

==============

価格:★★★☆☆ サービス:★★★★☆ 利便性:★★☆☆☆

==============

 

 「Amazon Prime Now」に比べると、全体的に満足度は低めです。やはり年会費が高い(299ドル)のと、1回の利用が50ドル以上というハードル。また、配達員のお兄さんが無愛想なことが多いのも残念。Prime Nowのお兄さんたちはみんな陽気で、「Amazon Prime Now好きかい〜??満足してるかい〜?? Yeah!!!」みたいなテンションで配達してきてくれるので、ああいう風に荷物を運んでくれると、また頼みたいな〜という気持ちになります♪ 商品のクオリティや価格は、まずまずだと思います。じゃがいもやお肉など、日持ちするものや冷凍できるものは、大量に入っているものを買えば安くつくので、お買い得!まだ雪が降るこの時期は、繰り返し使うことになりそうです! また、一度使うと購入履歴が残るので、繰り返し買うようなもの(水とか牛乳とか)は、買い物が楽になります。体験レポートはこの辺で♪ こんな風に用途によってAmazonを使い分けていれば、自宅を出なくても十分生活できるので、ぐーたらNY生活が送れます(笑)……じゃなくて、寒いNYの冬だって快適に乗り切ることができます! ただ先日の大雪の時は、交通規制がかかったこともあり、残念ながらAmazonも他のデリバリーサービスも全てストップしてしまったので、そこまでの悪天候になると、Amazonに頼ることはできず自力でなんとかしなくてはいけませんが……。(下左:モバイル宛に送られてきた警報の一部)

 

 

図14

 

 

 大雪の影響でAmazonのサービスもストップしてしまいました。(上右) とはいえ、これはあまりないケース。いつもAmazonに助けられてばかりで感謝感謝です。

 

(公文紫都)

 

 

※体験レポートは「HANDS LAB米国EC・小売 HOT NEWS!」【買い物編・サービス内容紹介編】(掲載日:2015年3月6日)から

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