2026.11.06 通販会社
シヤチハタ、化粧品分野に新規参入…来春にスキンケア製品を発売予定
文具・印章商品を展開するシヤチハタは11月5日、これまでに培ってきた液体に関する研究の知見を活用し、化粧品分野へ新規参入すると発表した。来春に新ブランドを立ち上げ、第1弾としてスキンケア製品を発売する予定だ。
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2030年度に新規事業の売上55億円を目指す
液体挙動(液体の動きや状態の変化)を高解像度で設計するという独自の考え方の「LETLOGIC」を軸に、「しるし」を通じたものづくりの思想を受け継ぎながら、化粧品分野で新たなケアの価値創出を目指す。2030年度に化粧品事業を含む新規事業全体で売上高55億円の達成を目標に据える。
スキンケア分野では、成分の研究と成分を届けるデリバリー技術の開発が進展しているが、同社では液体全体に着目している。液体挙動は「液体の性質」「接する対象物」「環境条件」が作用し合うため、製品開発では液体挙動を緻密に設計することが必要という。そこで、同社が保有する液体に関する研究の知見を活用して、液体挙動を高解像度で捉えて設計し、成分の力を引き出すことを目指す。
液体挙動に関する知見を化粧品に応用
同社は創業以来100年以上にわたって、スタンプ台やインキ浸透印などの文具・印章商品の開発を手がけてきた。「使用するまでは液体の状態を保ち、使用後は適切なタイミングで乾く」「必要な場所には浸透しながら、必要以上には広がらない」といった要求に応えるようと、さまざまな条件下で液体の動きや状態がどう変化するかを研究してきた。
これまでに蓄積した液体挙動を設計・制御する知見を化粧品に応用することで、本質的な美しさにつなげられる可能性を見出したため、新規参入を決定したと説明している。
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