2026.07.28 行政情報
SNS広告がきっかけのネット通販トラブル ファッション分野で多発…東京都
東京都が7月28日発表した「2025年度消費生活相談概要」によると、昨年度中に消費者から寄せられた相談件数は約14万5000件に達した。そのうち、インターネット通販関連が全体の4分の1を占め、SNS広告を契機とした「商品未着、粗悪品」に関する相談などが増加した。
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「ネット通販」3万8000件、SNS関連が4分の1
2025年度に都内で受け付けた相談件数は、前年比9.8%増の約14万5000件。年代別に見ると、「70歳以上」が最も多く、全体の2割強を占めた。次いで「50歳台」(14.9%)、「60歳台」(12.7%)が続いた。
ネット通販に関する相談件数は約3万8000件に上った。そのうち、SNS広告をきっかけとした契約トラブルなど、SNS関連の相談が4分の1を占め、前年から増加した。
SNS関連では、購入した商品が届かない、画面で見たものと違う粗悪品が届くという「商品未着、粗悪品」に関する相談が3490件に上り、大幅に増加。これを商品別に見ると、1位が「紳士・婦人洋服」(826件)、2位が「かばん」(300件)、3位が「履物(スニーカーなど)」(269件)だった。
相談事例には、「SNSに表示された広告を見て洋服を注文し、受注確認メールに従いコード決済で代金を支払った。2日前、業者から洋服の在庫が切れたため、メッセージアプリで説明しながらコード決済で返金すると連絡があった。指示に従いコード決済を行ったところ、返金ではなく相手への送金となり、結果として二重払いになった。その後、業者とは連絡がつかなくなってしまった」などがある。
「定期購入」関連は約5000件と高水準
また、ネット通販のうち、「定期購入」に関する相談は4921件で、依然として高水準を維持している。商品別では「化粧品」「健康食品」の順に多く、この2つで全体の78.6%を占めた。
「SNSで流れてきた広告で、化粧品が2000円と安く売られていた。広告画面には『1回限り』と書いてあったため申し込んだところ、1回目が届いてしばらくして2回目が届き、1万4000円の振込用紙が入っていたため、定期購入であることに気づいた」などの相談が多数寄せられた。
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