2025.03.06 行政情報
「包装前面栄養表示」は法的拘束力を伴わないガイドラインで運用…消費者庁の検討会
加工食品のパッケージ前面に、栄養成分がどのくらい含まれているのかをわかりやすく表示する「日本版包装前面栄養表示」の導入に向けて、消費者庁の検討会は3月6日、法的拘束力を伴わないガイドラインでルールを定める方針を決定した。消費者庁は今年8月以降にガイドライン(案)を公表し、パブリック・コメントを募集する計画だ。
日本版包装前面栄養表示の様式(案)
▽関連記事
消費者庁、前面栄養表示のガイドライン策定へ初会合…今年度中に結論
消費者庁、包装前面栄養表示の導入へ検討会を設置…ガイドライン・統一ロゴ作成へ
規制の検討の可能性も視野に
エネルギー・たんぱく質・脂質などの栄養成分表示は、一般的にパッケージ裏面に記載され、また100gあたりの含有量を表示するケースも多い。栄養バランスを考えたり、ウエートコントロールを行ったりする上で重要な表示となるが、消費者にとってわかりにくいという問題がある。
このため消費者庁では、パッケージ前面に様式(ロゴ・マーク)を用いて、各栄養成分がどのくらい含まれているのかが、ひと目でわかる仕組みの導入を目指している。
6日に開かれた会合で、日本版包装前面栄養表示について、法令上の義務を課さずに、ガイドラインによって運用する方針を決定した。ただし、将来的に「(事業者が)強調したい栄養成分のみを前面に表示するなど、消費者にとってわかりにくい」(食品表示課)状況が生じた場合には、規制の導入も検討する必要があるとしている。
8月以降にガイドライン(案)を公表
様式(ロゴ・マーク)に記載する内容は、「1食分」のエネルギー・たんぱく質・脂質・炭水化物・ナトリウム(食塩相当量)の含有量と、栄養素等表示基準値(成人の1日あたり摂取量の目安)に占める割合とする。
茶葉や濃縮ドリンク、塩蔵ワカメなど、販売時と摂取時の栄養成分の量が異なる食品については、摂取時の量を表示する方向となった。
消費者庁では、引き続き検討会で議論を重ね、今年8月以降にガイドライン(案)を公表し、パブリック・コメントを募集すると説明している。
(木村 祐作)
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
今注目のライブコマースで変わるこれからのEC
-
2
【無料公開】食品EC「カオスマップ」2025 – 食品EC業界の最新動向
-
3
SHOPLINEがあなたのブランドを世界へ! 越境EC成功の鍵とは
-
4
ペット×ECの未来を拓く!導入事例あり!
-
5
東南アジア最大のECプラットフォーム Shopeeのサービス概要
ニュースランキング
-
1
食品表示のデジタル化 今年度に「技術マニュアル(案)」を作成…消費者庁
-
2
Yahoo!ショッピング、お気に入り商品の在庫・再入荷情報のLINE通知を開始
-
3
ニチレイのシステム障害、明日(17日)から業務を順次開始予定
-
4
【7月17日15時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
5
サプリメントの新たな施策が出そろう…厚労省・消費者庁
