2024.03.13 行政情報
下請法違反でコストコに勧告…約3550万円を減額
下請代金を不当に減額し、値引き販売に充てていたとして、公正取引員会は3月12日、コストコホールセールジャパンに対し、下請法に違反したとして、再発防止体制の整備などを行うよう勧告したと発表した。
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プロモーション費用に充てる
公取の調べによると、同社は食品やその原材料の製造を委託している下請事業者に対し、正当な理由もなく下請代金を減額していた。
2021年11月~23年10月の期間、商品販売時のプロモーション(値引き販売)の原資として、下請代金から差し引いたり、支払わせたりしていた。21年11月~23年6月の期間には、新規開店で行う試食や値引き販売の原資に充てるため、同様の行為を行っていた。減額した金額は20社の合計3350万3828円だった。
検査も行わずに瑕疵を理由に返品も
これに加え、同社は21年11月~23年12月の期間、下請事業者が納品した商品について、品質検査を行わずに瑕疵があるとの理由で商品を引き取らせていた。返品した商品の代金は、11社の合計199万8476円に上った。
同社は今年2月16日、下請事業者に減額や返品した商品の代金を支払った。
公取は同社に対し、違反行為を防止するために、発注担当者への研修を含む社内体制の整備や、役員・従業員への周知徹底を求めた。
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