2024.02.13 通販会社
ワコール3Q 39億円の赤字…ECは好調に推移
ワコールホールディングスが2月9日発表した2024年3月期第3四半期(4月~12月)の連結決算は、売上収益が前年同期比1.7%減の1414億700万円、営業損益が19億8100万円(前年同期は18億1000万円の損益)、四半期損益が39億300万円(同22億8900万円の損益)となった。

▽関連記事
「ミズノ」「ワコール」の偽サイトで被害多数…消費者庁が注意喚起
ワコールHDの英国子会社に不正アクセス、システム障害が発生
▽関連記事
「ミズノ」「ワコール」の偽サイトで被害多数…消費者庁が注意喚起
ワコールHDの英国子会社に不正アクセス、システム障害が発生
主力ブランド「Wacoal」「Wing」が低調
国内のワコール事業は、売上収益が同2.8%減の725億6000万円、営業利益が同39.0%減の30億8000万円を計上した。高価格帯ブランドの「Yue(ユエ)」「Salute(サルート)」が引き続き堅調に推移し、メンズインナーウェアも伸長した。一方、中価格帯商品を展開する主力ブランドの「Wacoal(ワコール)」「Wing(ウイング)」は、物価上昇を背景とする消費者の選別消費の高まりもあり、低調に推移した。また、量販店の販売不振を受け、店頭在庫の調整を目的に返品高が増加したことも減収の要因となった。
直営店については、若年層をターゲットとする「AMPHI(アンフィ)」が来店客数の伸び悩みにより苦戦。一方、「Wacoal The Store(ワコールザストア)」やファクトリーストアの堅調な推移が寄与し、全体では前年同期並みの売上を確保した。
自社ECについては、休眠顧客の掘り起こしに努めたことに加え、秋冬のセール売上が好調に推移し、第3四半期は大幅な増収となった。他社ECも引き続き、ECモール運営事業者との連携強化に取り組んだ結果、好調を維持した。
海外事業の不振が響く
海外のワコール事業は、ワコールヨーロッパが10月以降、英国・欧州向けが消費意欲の低下の影響もあり低調に推移。米国向けは個人消費が持ち直したことを背景に商況の改善が見られたものの、9月に発生したサイバーインシデントによる出荷停止の影響や、冷夏による水着の売上減の影響を補えず、減収を余儀なくされた。ワコールインターナショナル(米国)は、「Wacoal」ブランドを展開する米国ワコールが堅調に推移したものの、「LIVELY」ブランドを展開するIO社が大幅減収となり、前年同期を下回った。
米国ワコールは、自社ECが堅調に推移したことに加え、個人消費の持ち直しを受けて主要得意先の仕入抑制が緩和されたことから、実店舗・他社ECの売上に改善が見られた。
中国ワコールは、前年同期に新型コロナに対する厳格な行動制限が実施された反動から増収となった。しかし、個人消費の回復の遅れや、ALPS処理水海洋放出後の日本製品買い控えの影響があり、実店舗の来店客数の伸び悩みやECの競争激化などにより、売上は想定を大きく下回った。
▽関連記事
「ミズノ」「ワコール」の偽サイトで被害多数…消費者庁が注意喚起
ワコールHDの英国子会社に不正アクセス、システム障害が発生
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【楽天市場】RPP広告チェックリスト2025
-
2
【無料公開】食品EC「カオスマップ」2025 – 食品EC業界の最新動向
-
3
Amazon:販売数アップのためのSEOキーワード・販売戦略
-
4
機能性表示食品の体験談で注意すべきポイント ーひざ関節商材の事例で考えるー
-
5
あらためて整理!二重価格のルール 景表法の視点で読み解く正しい価格表示のポイント
ニュースランキング
-
1
【6月2日8時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
2
問題のある広告は「食品・健康食品・医薬品」が最多…JADMAが報告書を公表
-
3
東京都「若者のトラブル110番」、「通信販売」に関する相談が35%占める
-
4
楽天グループ、「Rakuten AI Optimism」を8月5~7日開催
-
5
【5月30日9時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
