2023.06.16 通販支援
アレルギー表示推奨品目、マカダミアナッツの追加検討へ…まつたけは削除
食物アレルギー表示制度を見直すため、河野太郎消費者担当大臣は16日、閣議後の記者会見で、表示推奨品目(特定原材料に準ずるもの)に「マカダミアナッツ」の追加を検討するよう、消費者庁に指示したことを明らかにした。

「まつたけ」の削除も指示
14日に開かれた消費者庁の「食物アレルギー表示に関するアドバイザー会議」では、表示推奨品目の追加・削除の考え方を整理した。対象品目の選定基準の明確化は同制度の開始以来、今回が初めてとなる。
河野大臣は、「特定原材料に準ずるものについて、まつたけを削除すること、マカダミアナッツについては実態調査の結果を踏まえて追加の候補とすることを年度内に対応すべく、準備を進めるように事務方に指示した」と述べた。
消費者庁長官、28品目を軸に「見やすい形で提供」
消費者庁の新井ゆたか長官は15日の定例記者会見で、同会議で「追加する際の考慮事項に『流通実態などを加味してはどうか』という助言をいただいた」と述べ、専門家の知見に基づいて検討する方針を示した。
また、制度の対象を表示義務品目と表示推奨品目を合わせた28品目を基本に据える考え方について、「たくさん(の品目を)表示するよりも、できるだけ見やすい形で提供する」と説明した。
消費者庁は表示推奨品目の追加要件について、直近2回の全国実態調査で「即時型症例数が上位20品目に入っている」または「ショック症例数が上位10品目以内で重篤度などの観点から別途検討が必要」のどちらかに該当することと整理。削除要件については、直近4回の全国実態調査で「即時型症例数が上位20品目に入っていない」「ショック症例数が極めて少数」の両方に該当することとしている。
(木村 祐作)
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