2023.06.09 調査・統計
生成AI、「仕事への影響あり」が66%・「不安」40%・「使いたい」54%
(株)クロス・マーケティングが8日発表した『生成AIに関する調査(2023年)利用実態・意識編』の結果によると、40%以上が会社でも個人でも使用していないが、この先は「影響がある」とした人が66%。不安を感じながらも、「使いたい」という意向は半数を超えていた。

「会社全体での導入なし・個人的にも使っていない」が42%
調査は5月12日~15日。20歳~69歳の男女を対象に、スクリーニング調査としてフルタイム有職者7532人に、本調査としてホワイトカラー・生成AI認知者1345人に聴取した。
ホワイトカラーで生成AIの認知者に聞いた導入状況と使い方は、「所属部署を含む会社全体での導入なし、個人的にも使っていない」が42%と最も多く、部署間だけの利用も含めて「勤務先で導入している」が29%、「個人的にのみ使用」が28%となっていた。
使い方(複数回答)は、「検索エンジンの代わり」(37%)、「純粋な趣味や楽しみ」(33%)、「文章・コード・デザインを考えてもらう」(28%)、「アイデアや企画を考えるための話し相手」(28%)、「要約したり可視化したりするため」(27%)が上位。ビジネスシーンで有効活用している人もいるが、お試し程度の利用者も少なくないと見受けられる。
生成AIのイメージは「事実と偽情報が入り混じっている」が30%
生成AIのイメージは、「事実と偽情報が入り混じっている」(30%)、「まだ精度が低いもの」(27%)、「将来は日常の一部になる」(26%)、「人間の思考を補完」(25%)、「省人化につながる」(25%)などだったが、これといった強いイメージはまだ持たれていないようだ。
生成AIにより、自分の仕事への影響度合いを聞いたところ、「やや影響がある」が31%と最も多く、「とても影響がある~やや影響がある」は66%だった。また、将来への不安度は「不安を感じる」が40%、「不安を感じない」は30%となっていた。
自分の仕事の中での利用意向については、54%が「使いたい」で半数を超えていた。「非利用意向者」(どちらともいえない~まったく使いたくない)に対し、どのようになれば「使ってもよいと思えるか」を確認したところ、「使い方をきちんと監視・監査できる仕組みが整ったら」「事実と偽情報を峻別できるようになったら」「データプライバシー・情報漏洩に関する規制ができたら」が、いずれも22%で、生成AIを使う際の安全性の担保を望む声が挙がっていた。
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