2023.06.07 通販支援
ヤマトHDとJAL、旅客機を貨物専用機に改修開始…24年4月に就航へ
ヤマトホールディングス(株)=ヤマトHDと日本航空(株)=JALはこのほど、2024年4月から運航開始を予定している貨物専用機の導入にあたり、旅客機から貨物専用機への改修をシンガポールで開始したと発表した。改修を終えた航空機が10月下旬に日本へ到着した後、11月下旬から運航乗務員の飛行訓練を実施し、運航開始に向けた準備を進める。

首都圏→北海道・九州・沖縄地域への長距離輸送に貨物専用機を使用
両社は持続的で強靭な物流ネットワークの構築に向け、首都圏から北海道、九州、沖縄地域への長距離輸送に貨物専用機の運航を計画。ヤマトHDが機体を導入し、JALが運航を担い、これまでのトラックや鉄道、フェリー、旅客機床下貨物スペースに加え、新たな輸送手段としての活用をめざす。将来的には、地方発のDtoB/C市場の形成や、国内・海外への商流構築などの新たなビジネスチャンスの創出、地域産業の活性化への貢献を見据えている。
改修は全3機で、シンガポールのSTエンジニアリング社で開始した1機目は、9月中旬を目途に終了の予定。2、3機目はフランスに駐機している。改造プログラムは、ドイツのエルベ・フルクツォイヴェルケ(EFW)社と契約。エアバス社とSTエンジニアリング社が出資している会社で、エアバス機の旅客機から貨物専用機への改修などを行っている。シンガポールでは、EFW社の管理監督のもと、STエンジニアリング社が改修を実施する。
JAL連結子会社のスプリング・ジャパンが改修した実機で飛行訓練
運航を担うJAL連結子会社のスプリング・ジャパン(株)は、11月下旬から改修した実機(エアバス A321ceo P2F型)を使った飛行訓練を実施する。エアバス A321ceo P2F型は、最大搭載重量28t/機(10t車約5台~6台分)で、搭載コンテナはAAYコンテナ(メインデッキ)14台、AKHコンテナ(ロワーデッキ)10台。
運航路線は成田空港⇒北九州空港⇒関西空港⇒成田空港(2回/日)とし、1日あたり6区間を飛行。スケジュール(出発時刻・到着時刻)は、(1)成田空港⇒北九州空港 07:45・9:50(2)北九州空港⇒関西空港 10:25・11:25(3)関西空港⇒成田空港 12:00・13:25(4)成田空港⇒北九州空港 14:30・16:35(5)北九州空港⇒関西空港 17:10・18:15(6)関西空港⇒成田空港 18:50・20:15を想定している。
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