2023.05.31 調査・統計
自動車サブスクを含む個人向けオートリース市場、22年は12%増の見込みに
(株)矢野経済研究所が30日発表した『個人向けオートリース市場に関する調査』の結果によると、2022年度末の車両保有台数は、前年度比12.4%増となる56万483台になると見込んだ。商品・サービスの多様化や認知度拡大を受け、堅調に推移している。

21年度末のオートリース車両保有台数は13.9%増の49万台
調査は1月~3月。個人向けオートリース参入企業(専業系、信販系、自動車販売・整備系、石油元売り系、IT系、自動車メーカー系)に、国内の個人向け市場(自動車サブスクリプションサービス含む)の調査を実施し、現況や参入企業の動向、将来展望を明らかにした。
(一社)日本自動車リース協会連合会によると、21年度末時点の国内の個人向けオートリース車両保有台数は前年比13.9%増の49万8650台だった。市場全体の9割を占める法人向けが減少傾向の一方、個人向けは拡大傾向にあり、対照的な動きを見せている。
前回調査(17年度)時からの大きな変化として、自動車メーカー系事業者を中心に「サブスクリプションサービス」の提供が相次いでいる。商品仕様やコンセプトは個人向けオートリースと類似する点が多く、個人向け市場の認知度、注目度の拡大に貢献している面もある。
月額支払額は平均で2万4854円、前回調査から約1万円低下
3月に、個人向けオートリース・自動車サブスクサービスを利用する20代~60代の男女400人に、アンケートを実施。その結果、ユーザーの契約店舗における月額支払額は平均で2万4854円だった。単純比較はできないが、前回調査比では1万円近く低下していた。
22年度は新車供給の停滞が継続する中、個人による新車購入時のオートリース(自動車サブスクサービス含む)の利用への注目度は高まってきている。これに加え、中古車でもリースによる提供が拡大傾向にあったことなどを踏まえた結果、22年度末の国内の個人向けオートリース車両保有台数は、前年度比12.4%増の56万483台になると見込んだ。
さらに、今後の新車販売状況、車両購入時のリース化比率、リース契約期間など複数の要素を勘案して、国内の個人向けオートリース車両保有台数は23年度末時点で62万9428台、24年度末時点で71万294台へと拡大していくと予測した。
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