2023.04.14 通販会社
白鳩2月期決算は黒字転換、ECモールでの販売が好調
(株)白鳩が13日発表した2023年2月期(22年3~23年2月)決算は、売上高が前期比2.0%増の63億5400万円、営業利益は5700万円(前期は3800万円の営業損失)、純利益は7300万円(前期は2億2300万円の純損失)となった。

PB商品の開発を積極化、PBコラボ商品の比率は27%に
インナーウェアをネット上のさまざまなチャネルを通じて、個人のユーザーに販売するEC事業を展開。今期も競合他社との差別化を図るため、PB商品の開発を積極的に進めた。売上高は、中国のコロナ禍拡大による影響を受け、主力のNB商品、PB商品の入荷遅延が継続し、受注機会を逸したことなどで、当初計画を下回った。利益面でも、減収に加えて一過性の販管費の発生などで、当初予想を下回る結果となった。
売上に対するPBコラボ商品の比率は27.6%と、前期比1.1pt拡大。生産遅延や調整が多発した中、わずかにプラス成長となった。「HIMICO(ヒミコ)」は引き続き好調で、売上は同19.4%の伸び。「Moncherpigeon(モンシェルピジョン)」も好調に推移、売上は同13.4%伸長した。
国内のECモール販売が好調も海外販売は苦戦
国内販売全体では前期比5.2%増となった。PB商品と同様にNBメーカーの大幅な商品入荷遅延が継続しているが、各種クーポン施策、広告の最適化、ブランドセール、インフルエンサープロモーション、マッチングライブやライブコマースの開催などの施策を展開した。
その中で、Yahoo!ショッピング(PayPayモール)では前期比11.2%増、Amazonは同20.5%増、Qoo10は同43.0%増と伸長。PayPayモールでは、Yahoo!ショッピングBestStore Awards 2022「年間ベストストア2022」で、昨年に引き続き第1位を受賞。auPAYマーケットでは「ベストショップアワード2022」インナー・ルームウェアカテゴリ大賞を、9年連続で受賞した。
一方、海外販売は、コロナ禍による物流停滞で注文商品のキャンセルが相次ぎ、売上は前期比16.8%減と苦戦を強いられた。
24年2月期の通期業績予想は、売上高が前期比8.6%増の69億円、営業利益が同105.8%増の1億1800万円、純利益は同43.2%減の4200万円を見込んだ。
PBコラボ商品の売上構成比率の向上を進め、また、仕入原価の大幅な上昇は各種施策で補うとともに、この上昇分の販売価格への転嫁を慎重に進める。さらに、取扱商品の厳選や在庫の適正化を継続し、マーチャンダイジングの強化やコストの見直し・削減を図ることによる損益構造の見直しなど、各種課題に継続して取り組み、収益確保に努めるとした。
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