2023.03.01 通販会社
クックパッドマートとホシザキ、新型の生鮮宅配ボックスを共同開発
クックパッド(株)とホシザキ(株)は2月28日、クックパッドが展開する生鮮食品EC「クックパッドマート」の商品受け取り用生鮮宅配ボックス「マートステーション」の新型機を共同開発したと発表した。約1年間の検証期間を経て良好な結果が得られたことから、今後新たに設置が決まった場所を中心に、『新型マートステーション』の導入を開始する。

安定した量産体制、冷却性能の向上を追求
クックパッドマートは、クックパッドが2018年からサービスを開始した生鮮食品ECプラットフォーム。地域の生産者や市場の仲卸、人気の専門店など多様な食のつくり手が出店し、約1万2000種類の生鮮食品や日配品を、独自の流通網によって生活者の元へ届けている。注文商品は、マンションのエントランスやコンビニエンスストア、駅など首都圏の1都3県の約1000か所に設置されたマートステーションに、1品から送料無料で届けられる。
マートステーションは、家庭用や業務用の冷蔵庫と異なり、公共の場に設置され、配送担当者や複数のユーザーが開閉するため、セキュリティを考慮した解錠システムや、頻繁な開閉に耐える温度監視・コントロールシステムなど、特殊な設計が必要だ。メンテナンス人員が常駐できる環境下ではないため、不具合を極力発生させない高い安定性が求められる。
サービス開始以降もユーザーやマートステーション設置事業者から得た知見を活かして保守・アップデートを行う中、安定した量産体制やさらなる冷却性能を追求するため、21年にホシザキへ相談し、『新型マートステーション』の共同開発に着手した。
ホシザキは、1964年に日本初の全自動製氷機を開発した総合フードサービス機器メーカー。技術力を活かし、業務用冷蔵庫の販売を72年にスタート。高品質・耐久性・冷却技術だけでなく、業態や設置スペースに応じた多様な製品を展開。ニーズに応じた小規模生産対応、充実したアフターサービス体制などから、飲食店をはじめ多くの事業者に採用されている。
運用ベースの検証は良好、保守点検コスト削減など実証
両社が共同開発した『新型マートステーション』は、22年に先行量産機を東京都内に設置し、運用ベースでの検証を開始。現在2か所に設置しており、約1年間トラブルなく良好な運用ができていることに加え、保守点検コストの削減や省スペースでの設置、小規模生産等が叶うことが実証され、新たなマートステーション設置場所に導入していくことを決めた。
共同開発した『新型マートステーション』には、多くの特徴・メリットがある。「冷蔵庫としての品質の高さ(冷却性能・省エネ性能)」「既存機とのコンピューター部品・システムの互換性」「保守・修理などアフターサービスの充実、原則入れ替えなしの修理対応」「従来機比最小の設置面積」「国内生産による生産リードタイムの低減」「1台から生産可能」――などだ。
■『設置依頼(マンション・保育園)』
https://cookpad-mart.com/features/71
■『設置依頼(事業者)』
https://cookpad-mart.com/about/station
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