2023.02.27 通販会社
外食産業のフードロス削減へ、Upcycle by Oisixとプロントが共同開発
オイシックス・ラ・大地(株)はこのほど、アップサイクル商品を開発・販売するフードロス解決型ブランド「Upcycle by Oisix」が(株)プロントコーポレーションと共同開発した、新商品『コーヒーから生まれた 黒糖あられ』『コーヒーから生まれた チョコあられ』の販売を開始した。飲食チェーンPRONTOから出る抽出後のコーヒー豆かすのアップサイクルと商品化で、外食産業のフードロス削減と事業系原料廃棄の課題解決に向けた取り組みだ。

コーヒー豆かすをあられにアップサイクル
コーヒーは多くの人が日常的に楽しんでいる飲料だが、家庭では抽出したあとのコーヒー豆かす(コーヒーグラウンズ)は、多くが生ごみとして処理されている。プロントでもコーヒーグラウンズの廃棄には課題を抱えており、Upcycle by Oisixはこのアップサイクルに取り組むことで、家庭ごみ削減のヒント、外食産業での課題解決の両方に意義があると考えた。
プロントは取り扱うコーヒー豆にこだわりをもって選定しており、またコーヒーグラウンズには食物繊維が含まれている。「このまま捨てるのはもったいない」という気持ちから、日本らしい事業系フードロス削減の形を提示したいと考え、両社の取り組みがスタートした。
プロントコーポレーションは、過去に店内の壁面にコーヒーの豆かすを再利用したり、コーヒー豆かすからできた植木鉢「CAFE TSUCHIKO」を開発するなど、サステナブルな活動に積極的に取り組んできた。
また、(一社)全日本コーヒー協会も抽出後のコーヒー粉の有効活用を考えており、これまで「コーヒーかす」と呼ばれていたものを「抽出後のコーヒー粉」もしくは「コーヒーグラウンズ」とすることを提案し、普及啓蒙に取り組む発表もしている。
食物繊維を含む「罪悪感がないお菓子」に
Upcycle by Oisixは、新商品をきっかけにそれらの後押しにもなればと、日本の伝統的なお菓子である「あられ(和)」と「コーヒー(洋)」との組み合わせが生まれた。米菓製造を手掛ける(株)ありがとうの独自技術で練り込まれたコーヒーグラウンズには食物繊維が含まれるため、「罪悪感がないお菓子」として、多くの人に楽しんでもらえるように仕上げた。
「黒糖あられ」は1袋70g(コーヒーグラウンズ15g・食物繊維4.8gを含む)で、コーヒーグラウンズを、甘さとほろ苦さのバランスが絶妙なサクサク食感のあられに仕上げた。黒糖の優しい甘さがコーヒーの香りを引き立てる。「チョコあられ」は1袋50g(コーヒーグラウンズ5g・食物繊維2.8gを含む)で、チョコレートの甘さが、コーヒーのほろ苦さを引き立てる。ともに430円。
■『Upcycle by Oisix』
https://upcyclebyoisix.jp/
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