2022.11.01 調査・統計
銀行向けに手口変更か、銀行のフィッシングサイトが急増
ソフトバンクグループのBBソフトサービス(株)が10月31日に発表した9月度の『インターネット詐欺リポート』によると、「銀行」のフィッシングサイトが急増。特に、三井住友銀行のフィッシング詐欺サイトの報告数が増え、ランキングを押し上げた。「クレジットカード」から「銀行」向けに手口変更の可能性もあるという。

フィッシングサイトカテゴリ別構成比
フィッシングサイトカテゴリ別構成比
「クレジットカード」は大幅減、ターゲットに変化
同社のネット詐欺専用セキュリティソフト「詐欺ウォール」で収集したフィッシング詐欺サイトのカテゴリ別構成比では、「銀行」が31.48%(8月は0.23%)、「クレジットカード」は51.23%と8月の91.92%から大幅に減っており、ターゲットの変化がみられるという。
9月は、いままで下火だった銀行系のフィッシング詐欺サイトの報告数が増え、一気に2位にランキング。「クレジットカード/ファイナンス」の減少も顕著だった。
「イオンクレジット」のフィッシング詐欺サイトが増加
また、直近で増加している「国税庁」の詐欺サイトも、OSによって出し分ける手口が出てきている。WindowsOS・iOSからアクセスすると、国税庁の税金未払いによる差し押さえのページに繋がる。AndroidOSからアクセスすると、偽ソフトウエアをインストールさせる警告画面に繋がる。OS別に違う種類の詐欺サイトを出し分ける手口があり、注意が必要としている。
同時に、9月から10月にかけて、「イオンクレジット」のフィッシング詐欺サイトの報告数が増加している。「イオンスクエアメンバーID」の紹介画面などでカード番号などの個人情報を記入させる「シンプルなデザイン」が登場し、報告数が増加している。
9月の「詐欺ウォール」による詐欺サイト検知数は492万9274件で、8月と比較すると28万5539件増加していた。
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