2022.11.01 ECモール
メルカリ1Q、四半期で過去最高の売上に…クレカ不正対策が進展
(株)メルカリが10月31日に発表した2023年6月期第1四半期(22年7月~22年9月)連結決算は、売上高が前年同期比19.0%増の400億2900万円、営業利益が同267.1%増の31億1900万円、純利益は4億1200万円(前年同期1億1900万円の損失)となった。

マケプレ単一のセグメントからMarketplaceとFintechに変更
四半期売上高は過去最高を更新。営業利益は2四半期連続で黒字となった。クレジットカード不正利用対策が進み、影響額は前四半期から半減。下期での正常化を見込んでいる。
従来「マーケットプレイス関連事業」の単一セグメントだったが、今期から「Japan Region」と「US」に変更。Japan Regionは、Marketplace(メルカリJP・ソウゾウ・メルロジ)と、Fintech(メルペイ・メルコイン)の2つのドメインに基づき報告した。
Japan Regionの売上高は前年同期比21%増の274億円、営業利益は同73%増の78億円となった。「CtoCとBtoCの連携強化を通じた出品増」をめざすMarketplaceの売上高は前年同期比17%増の228億円。GMVは同8%増の2204億円、MAUは同5%増の2075万人となった。調整後営業利益率は40%を達成した。
「メルカリ」アプリ内部を大幅いアップデート、UX向上へ
「メルカリ」アプリ内部の大幅なアップデートが完了。今後の新機能の迅速な検証・追加が可能となり、Fintechと横断でのUX向上に取り組む。BtoCではショップをサポートする機能の改善(CSVファイルでの商品一括登録やタイムセール)を推進した。
Fintechでは「グループシナジー強化による循環型金融の促進」を事業方針とした。Credit事業が成長をけん引し、売上高(トータル69億円、メルカリ外45億円)とともに、恒常的な調整前営業黒字(11億円)と伸長し、順調な事業成長を実現している。
本人確認済み利用者数の比率が87.2%に伸長。Creditサービスの利用開始がスムーズになるなど、Credit事業の成長にも貢献している。メルペイの利用者数は1394人となった。
クレジットカード事業に新規参入も
さらなる成長の一手として、10月31日にクレジットカード事業への新規参入を発表。グループシナジーの創出と将来利益の最大化につながる必要な投資を検討する。
USは、「出品と購入両方の促進に向けたプロダクトの磨き込みに注力」を今期の事業方針としている。GMVは2億5800万米ドル(357億円。期中平均為替レート138.37円で換算)となり、前年同期比で5%減。出品簡素化に向けたプロダクト改善が奏功し、出品数が伸びた一方、インフレ影響などで想定を下回った。MAUは同2%増の493万人となった。
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