2022.08.01 通販会社
ベルーナ1Qは減収減益、アパレル事業が好調も化粧品・健食が苦戦
(株)ベルーナがこのほど発表した2023年3月期第1四半期(22年4月~6月)連結決算は、売上高が前年同期比9.3%減の534億3900万円、営業利益が同24.3%減の17億5300万円、四半期純利益は同16.9%減の13億8200万円となった。

「総合通販事業」のセグメント名称を「アパレル・ 雑貨事業」に変更
同社グループは「アパレル・雑貨」「化粧品健康食品」「グルメ」「ナース関連」「データベース活用」「呉服関連」「プロパティ」「その他」の各事業8セグメントを運営。「総合通販事業」としていたセグメント名称を「アパレル・ 雑貨事業」に今期から変更した。売上高は「グルメ」と「呉服関連」が増収。利益面では「アパレル・雑貨」と「呉服関連」が増益となった。
アパレル・雑貨事業の売上高は前年同期比11.7%減の265億4900万円、セグメント利益は同112.3%増の8億2000万円となった。アパレル店舗においては新型コロナ ウイルス感染拡大の影響が弱まり、来店顧客数が回復傾向となった。
化粧品健康食品事業のセグメント利益が52%減
化粧品健康食品事業の売上高は前年同期比13.6%減の36億2900万円、セグメント利益は同52.8%減の2億7300万円となった。台湾での感染拡大の影響による苦戦とともに、国内におけるネット広告規制による新規顧客獲得の苦戦が伴い、減収となった。
グルメ事業は売上高が前年同期比4.4%増の67億1600万円となり、セグメント利益は同45.4%減の1億8300万円。コロナ禍の影響が一巡し、既存顧客のレスポンスの鈍化傾向が継続する一方、ネット広告などによる新規顧客獲得を強化し、広告宣伝費が増加した。
ナース関連事業の売上高は前年同期比6.1%減の41億3900万円、セグメント利益は同55.9%減の1億5400万円となった。TVCMなどの積極的な広告宣伝の一方、前年同時期に 特需があったマスクやパルスオキシメーターなどの医療雑貨・消耗品需要が縮小した。
データベース活用事業は売上高が前年同期比2.8%減の37億5700万円、セグメント利益は同3.2%減の14億2400万円となった。封入・同送サービスは、アパレル・雑貨事業の成長鈍化の影響で減収。ファイナンス事業は新規顧客獲得を強化し、広告宣伝費が増加した。
プロパティ事業は2億1900万円の赤字に
呉服関連事業の売上高は前年同期比1.8%増の44億1900万円、セグメント損失は8億1300万円(前年同期は8億6900万円のセグメント損失)。来店顧客数が回復傾向となった一方、(株)さが美、(株)東京ますいわ屋の店舗数縮小で減収影響が出た。また受注に伴う経費発生が先行する衣裳レンタル事業での受注が好調なことから、受注経費が増加した。
プロパティ事業は売上高が前年同期比31.0%減の32億3500万円、セグメント損失は2億1900万円(前年同期は1億200万円のセグメント利益)となった。ホテル事業は、移動制限の影響縮小などに加え、前期に新規開業したホテルの稼働により、大幅な増収となった。
その他の事業の売上高は前年同期比8.0%増の12億8500万円、セグメント利益は同23.4%減の4700万円となった。コロナ禍の影響が縮小したことで、飲食店事業、宿泊予約事業などが大幅な増収。一方で、アパレル卸売事業が苦戦した。
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