2022.05.20 調査・統計
食費を中心に節約傾向へ…20~40代の女性、9割が物価上昇を実感
(株)FreeLifeConsultingが運営する投資の学校「グローバルファイナンシャルスクール」が19日発表した『最近の物価に関する意識調査』の結果によると、調査対象者の9割が最近の物価上昇を実感。まずは節約、節約分は預金や投資へという姿が浮かび上がった。

物価上昇を実感する項目1位は86%で「食費」
調査は4月18日~20日。全国20~40代の女性663人に、最近の物価に関するアンケートを実施した。それによると、物価上昇を実感している人は、「とても感じている」が54.3%、「やや感じる」が36.2%と、合わせて90.5%となった。物価上昇を感じた時期は、2022年3月が最も多く22.0%。22年以降に実感した人は合計で65.0%となっていた。
物価上昇を実感している費目で一番多かったのは「食費」(86.8%)。次いで「水道光熱費」(61.2%)が、ほかの費目よりも特に回答が集まった。物価が上がると困る費目についても、同じく1位が「食費」(58.7%)で、2位が「水道光熱費」(18.4%)だった。コロナ禍で外食を控える傾向もある中、食品の値上げを実感する機会が多くなっていると推察される。
コロナ禍に加え、不安定な世界情勢なども影響してか、今後の物価上昇についても「とても思う」が64.3%、「やや思う」が34.3%と、ほとんどの人が「上昇は続く」と考えていた。
物価高への対策は44%で「節約」が1位、節約するのは「食費」が1位
物価高への対策について、項目を示して選んでもらったところ、副業(17.6%)や投資(16.9%)、残業増加(13.4%)などで「増やす」ものよりも、「節約」を前提とした項目を選ぶ人が多く、一番多かったのが「節約した分を預金に回す」(49.9%)だった。
次に多かったのは「節約した分を投資に回す」(26.5%)で、「投資を行い資産の目減りを減らす」(17.6%)と合わせると44.1%となり、節約したお金を投資に回すことで物価高を乗り越えようとする傾向が高いことが分かった。
その節約について、何を節約しようと考えているのか――。最多は物価上昇を一番実感している「食費」(60.8%)で、2位も同様に「水道光熱費」(39.2%)となった。さらに、自身や配偶者の「遊興費」(31.1%)や「被服・履物費」(23.8%)といった、楽しみのための費用を削るという考えも多く、まだしばらくはストレスの溜まる生活を余儀なくされることが予想される。
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