2022.04.19 通販会社
ハンガーとカバーの有無を選択式に、FABRIC TOKYOが「サステナブルアップデート」
(株)FABRIC TOKYOは18日、アパレル業界から持続可能な社会の実現をめざすためのチャレンジ「サステナブルアップデート」の一環として、オーダーアイテムを届ける際の梱包をリニューアルし、ハンガーとガーメントカバーの付属品の有無を選択式にしたと発表した。

サステナビリティの実現に取り組む「サステナブルアップデート」を実施
同社は、オーダービジネスウェアブランド「FABRIC TOKYO」、働く女性のためのオーダーウェアブランド「INCEIN」を展開。ファッションの短サイクル化や低価格化などが進む中、アパレル産業の環境負荷は世界第2位と言われており、業界全体で取り組まなければいけない課題は多岐にわたる。
そうした状況の中、受注した分だけ作るオーダーメイドという服の買い方を当たり前にすることは、大量生産に歯止めをかけることができる一つの手段と、同社は考える。「オーダーメイドの当たり前化の推進」と並行して、クリエイティブな発想でできることからサステナビリティの実現に取り組むチャレンジを「サステナブルアップデート」と呼んでいる。
ユーザーから同封のハンガーやガーメントは不使用の声
2021年6月に公布された「プラスチック資源循環促進法」に基づく新制度として、22年4月からクリーニング店などで配布されるプラスチックハンガーおよびポリ包装(ガーメント)に対して削減が義務化された。
FABRIC TOKYOは削減義務の対象事業者には当たらないが、これまでに「同封されていたハンガーは使わず、自分で買った別のものを使っている」「ガーメントカバーが付属していたが使わない」と言った声をユーザーから聞くことがあった。
こうした声をサービスのアップデートに反映し、ハンガーとガーメントの有無を選択式にし、必要な人だけに届けることで、プラスチックの使用削減をめざす。「ハンガーなし」を選択した場合は、型崩れ防止のための紙製のハンガーを付属する。
購入時に選べるハンバーオプションを追加
また、梱包そのものについても、ビニールカバーやテープの使用を減らしている。さらに、たたんだ後も再度簡単に組み立てることができる仕様に変更したため、別の荷物の発送の際にリユースがしやすくなっている。
ハンガー・ガーメントカバーの選択式に合わせて、購入時に選べるハンガーのオプションを追加した。有料のオリジナルハンガーは、素材にプラスチック樹脂を使用しているが、一体成型で耐久性があるため、長期間使うことができる。ハンガーは不要、簡易的なものがいい、長期間使用できるものが欲しいといった、ユーザーのニーズに合わせ、選択を可能とした。
1人ひとりの体型や好み、ライフスタイルに合った服を、受注分だけ作るオーダーメイドは、それ自体が大量生産、大量消費の真逆をいくサステナブルな選択といえる。同社は、オーダーメイドという服の買い方を当たり前にすることで、アパレル業界が抱えている供給過多や大量廃棄などの課題解決に貢献していきたい考えを示している。
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