2022.01.07 調査・統計
21年CDP市場は18.4%増の103億円に、CDPがデジタルマーケの地位を確立
独立系ITコンサルティング・調査会社の(株)アイ・ティ・アールは6日、国内のCDP(Customer Data Platform)市場の2020~21年度の市場規模推移と25年度までの予測を公表した。20年度は顧客接点のデジタル化の動きにより、前年度比16.6%増の87億円と高成長、21年度は同18.4%増の103億円と、さらなる高い伸びを予測している。

多くの企業で用途ごとにシステムが乱立し、データ連携が取れず
メール・マーケティング市場(メール送信市場、メール処理市場)、WEBマーケティング市場(CXプラットフォーム市場、入力フォーム最適化市場、CDP市場)の国内全44ベンダーへの調査に基づき、売上げ実績と予測をまとめた。
同社によると、顧客接点のデジタル化の進展やIoTシステムの普及で、顧客に紐づくデータ量は増大傾向にあり、顧客データの管理・分析の重要性が高まっている。また、GDPR(EU一般データ保護規則)などの個人情報保護強化の動きによって、サードパーティデータの利用の制約が進んでいる。
その一方で、多くの企業では、用途ごとに乱立するシステム間のデータ連携が取れず、データのサイロ化という事態が発生。CDPの導入によって、データのサイロ化を解消して顧客の動向を可視化し、効率的で効果的なカスタマーサクセスが期待できるとして、企業の注目が年々高まっている。
CDP市場の20年度売上は16.6%増の87億円
CDP市場の20年度の売上金額は87億円、前年度比16.6%増の伸びを示した。21年度も前年度と同等の伸びを維持するベンダーが多く見られることから、同18.4%増の103億円を予測。市場参入ベンダーは増加傾向にあり、各社の積極的なマーケティング活動による市場認知度の上昇によって、幅広い業種で導入が進んでいることから、同市場の20~25年度の年平均成長率は17.9%を見込んだ。
「CDPは顧客の行動と意識を可視化するためのソリューションとして、デジタルマーケティング分野で地位を確立しつつある」と、同社の水野慎也シニア・アナリスト。コロナ禍においてオンラインとリアルの双方の行動と意識を一貫して捕捉し、データとして蓄積する同ソリューションへの期待は今後も増すと予想している。
その上で、「これからのCDPには、大量データの高速処理に加えて、得られた行動と意識データを顧客IDに漏らさず紐づける正確さが求められ、CDPへの機能要求はさらに拡大すると見られる」とコメントしている。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【楽天市場】RPP広告チェックリスト2025
-
2
【無料公開】食品EC「カオスマップ」2025 – 食品EC業界の最新動向
-
3
Amazon:販売数アップのためのSEOキーワード・販売戦略
-
4
機能性表示食品の体験談で注意すべきポイント ーひざ関節商材の事例で考えるー
-
5
あらためて整理!二重価格のルール 景表法の視点で読み解く正しい価格表示のポイント
ニュースランキング
-
1
JADMA、悪質広告を指南する広告代理店・コンサルタントを問題視…消費者委員会がヒアリング
-
2
CBN製品、6月1日から取り締まり…精神毒性が懸念されるなか、今もECモールで販売中
-
3
ZenGroup、海外向け文房具ECでサブスクボックス「静かな雨」を発売
-
4
アマゾン、新幹線の業務用スペースを活用した商品輸送に取り組む
-
5
【5月30日9時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
